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さん喬ひとり舞台@亀屋寄席

9月25日(日)、大阪府高槻市にある割烹旅館・亀屋へ。柳家さん喬を聴く。

Kame1

落語会の前に寄席弁当(2,000円)をいただく。

Kame2

丁寧な仕事振りで、特に山椒がピリリと効いた、じゃこご飯が美味しかった!

はじめに女将の挨拶「やっとこの日が参りました」と。過去に喬太郎さんとの親子会はあったけれど、正に待望のひとり会。びっしり満席。

  • 初天神
  • 笠碁
    (仲入)
  • 文七元結

さん喬さんは亀屋寄席を「しっとりとした雰囲気」と表現し、江戸落語の七割は上方から来ていると紹介して「初天神」へ。飴や、みたらし団子を頬張る時の口芸が面白い。最弱音(pp)から最強音(ff)まで声のダイナミックスの変化が圧巻。喋るテンポや姿勢(背中の曲げ・伸ばし)を巧みにコントロールしながら躍動感溢れる高座。それでいて全体の印象としては、はんなり上品。これぞ名人芸。

さん喬さんの落語を聴いていて強く感じるのは「人間という存在の可笑しさ、愛おしさ」である。

笠碁」は前半のしとしと雨が降り、物憂くゆっくりと流れる時間から一転、後半で登場人物が外出してからの快活な足取りとの対比が鮮やか。

人情噺「文七元結」は《泣かせ》に走る演出とは一線を画し、むしろ爽やかな一陣の風が吹き抜けるような軽やかさが魅力的であった。

十分間の仲入を挟み、濃密な二時間半をたっぷり堪能した。

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