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2011年6月27日 (月)

矢代秋雄の足跡 下野竜也/大阪交響楽団 定期

ザ・シンフォニーホールへ。

下野竜也/大阪交響楽団 定期演奏会を聴く。

Shimono

  • 矢代秋雄/チェロ協奏曲(独奏:上森祥平)
  • 矢代秋雄/ピアノ協奏曲(独奏:野田清隆)
  • フランク/交響曲 ニ短調

大阪で日本人作曲家(関西出身者以外)の曲を聴く機会は殆どない。だから矢代秋雄(東京都出身)が聴ける機会は大変貴重であり、嬉しかった。

チェロ協奏曲は神秘的な歌に満ちた音楽。矢代が留学先のパリ音楽院で師事したメシアンを彷彿とさせる。最後の静寂も良かった。雄弁な上森さんのチェロも印象的深い。

ピアノ協奏曲はパンチが効いており、独奏とオケの丁々発止のやり取りがスリリング。畳み掛ける下野さんのドライブは万全だった。第2楽章の執拗なオスティナートは、やはり矢代が師事した伊福部昭みたい。

フランクは第1楽章序奏から動的な表現。テンポを積極的に動かし、途中遅くなりすぎて停滞感があったのが残念。第2楽章は繊細でビロードのよう。第3楽章は音楽が躍動する。

フランクでは些か大阪交響楽団の弦の弱さが気になったけれど(この点に関しては大フィルの方が一枚上手)、矢代秋雄は満足度が高かった。

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