福笑と異常な仲間たち vol.4 ~アブノーマル人物伝~
4月7日(木)繁昌亭へ。
- 笑福亭たま/プロレス(たま 作)
- 笑福亭福笑/スパイス王国の反乱(福笑 作)
- 橘 右佐喜/寄席文字
- 笑福亭福笑/千早ふる
徹夜で新作の原稿を完成させたという福笑さんのエピソードを紹介し、「師匠は不死身だなと思います」とたまさん。
「プロレス」のマクラで、プロレスラーは「相手の攻撃を全て受け入れる」という意味においてイエス・キリストみたいだと。上手い比喩。この新作を聴くのは2回目。サゲに意外性がないのが欠点だが、ギャグがいっぱい増えていてさらに面白くなっていた。
福笑さんの「スパイス王国の反乱」は日本にやってきたジンジャー王子が悪役ガーリックと戦い、サフラン姫を救出するというもの。正直、今ひとつかな。
江戸時代から続く寄席文字の世界で、女性は右佐喜さんが初とか。「そういう意味で私も”異常”なのかも」と本人の弁。実演を見るのは初めてで、大変興味深かった。
福笑版「千早ふる」は大胆なアレンジがさすがだった。本筋を押さえながらも、ここまで逸脱できるのかとびっくり。やっぱり”落語はJAZZ”だなと納得。
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