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林家和女/お囃子30周年・誕生50周年祝賀会

4月21日、繁昌亭へ。

Kazume

落語家・桂あやめさんの姉で、お囃子をされている林家和女さんが主役の落語会。4月21日は和女さんの誕生日であると共に、エリザベス女王の誕生日でもあるそう。だからチラシに、ふたりを合成した写真が。

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  • 桂あやめ/ご挨拶
  • 笑福亭たま/和女ショート落語
  • 桂あさ吉/軽業
  • 林家染雀/蛸芝居
  • 桂 三金/バルーン
  • 笑福亭福笑/繁昌亭ラブソング(福笑 作)
  • 桂春團治/親子茶屋
    (仲入り)
  • 和女・あやめ・遊方・三金・たま/写真展&トーク
  • 林家染雀/ご祝儀舞
  • お囃子バンド(三味線・胡弓:和女、ギター:遊方、ピアノ:染雀、
    笛:あさ吉、鳴り物:三金・たま、歌:あやめ)

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あやめさんは姉の和女さんについて、結構ミーハーなところがあり、高校生の頃は漫才コンビ、オール阪神・巨人の阪神の大ファンで、泉大津の自宅まで誕生日プレゼントを持っていったというエピソードを暴露。その頃姉妹は都都逸が好きで、地元神戸で「都都逸教室」を探したが中々見つからず、とりあえず三味線の稽古を始めたとか。その後ある落語会が切っ掛けで勝正子さんにスカウトされた件は下記に既に書いた。

たまさんは「林家和女は究極の落語ファン」というお題で、ショート落語を三つ披露。面白い!

あさ吉さんはいつも思うのだが、観客と決して目を合わそうとしない。対人恐怖症なのかなぁ。笛は上手いんだけれど。

染雀さんの「蛸芝居」は最初に長唄「操り三番叟」が登場する珍しい型。これは和女さんの師匠・小林政子からの直伝で、他に唄えるお囃子さんがいないとか。染雀さんは座布団を一切使用せず、終始踊りまくっての大熱演。

三金さんは風船でらくだ・くま・剣呑みを。お囃子は「奴(やっこ)さん」「かっぽれ」など。

福笑さんの新作「繁昌亭ラブソング」は「月の法善寺横町」「フニクリ・フニクラ」「山の音楽家」「漕げよマイケル(ゴスペル)」などの替え歌が次々に歌われ、賑やかで愉しい。今回は噺の中にあやめさんが登場するスペシャル・バージョン。

春團治さんはハメモノがふんだんに入った噺ということで「親子茶屋」。(「代書屋」「祝いのし」の遭遇率が高く)滅多に聴けないネタだけに嬉しかった。

こうして前半は和女さんをこき使って終了。

トークでは姉妹の幼い頃の写真などがスライドで写された。和女さんは昔から「緑」が好きということで、出演者も何がしか緑のものを身につけて。

染雀さんの舞は「六歌仙」。

お囃子バンドの曲目は「月光価千金(エノケンバージョン)」「蘇州夜曲」「オクラホマミキサー ~あんまり落語が好きなので~」。「月光価千金」は舞台「上海バンスキング」でも歌われた曲。「オクラホマミキサー」はなんと、桂あやめ監督による映像付き!和女さんが主演でお囃子さんの一日を面白おかしく描き、途中カツラを被った桂雀三郎さんが特別出演したりと場内は大爆笑。いや~、あやめさん、やっぱり映像センスあるわ。彦八まつりのために製作された映画「あなたのためならどこまでも」も傑作だったし。

そして最後は「しころ打ち」で〆。内容がてんこ盛りで満足度の高い会だった。

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