文太の会@高津の富亭(4/3)
落語「高津の富」や「崇徳院」の舞台となった高津神社へ。
既に桜は満開だった。
- 桂 文太/代脈
- 桂 文太/立ち切れ線香
- 露の 雅/運廻し
- 桂 文太/高倉狐(贋作)
名人・文太師ではあるが、「立ち切れ」はどうもニンに合っていない気がした。やはり飄々とした滑稽噺がいい。
「高倉狐」は江戸で「王子の狐」と呼ばれている。初代・三遊亭圓右が上方噺を東京に移殖したもの。 上方では殆ど滅んでしまっていて、文太さんがさらに逆輸入したらしい。だから「贋作」。これはすごく良かった。今回のベスト。
高津神社の中、本殿のすぐ右側に高倉稲荷がまつられている。
噺の舞台となった場所で聴く落語というのは、また格別の味わいがある。
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