レナード・バーンスタイン/ミュージカル「ワンダフルタウン」

梅田芸術劇場へ。

レナード・バーンスタインが作曲したミュージカル「ワンダフルタウン」を観劇。これが日本初演となる。彼の系譜を見ると、
- ミュージカル「オン・ザ・タウン」(1944年初演)
- ミュージカル「ワンダフル・タウン」(1953年初演)
- ミュージカル「キャンディード」(1956年初演/1989年最終改稿)
- ミュージカル「ウエストサイド物語」(1957年初演)
という時系列となる。オリジナル作詞がベティ・コムデンとアドルフ・グリーン、この名コンビは「オン・ザ・タウン」の作詞も担当、映画の仕事では「踊る大紐育」「雨に唄えば」「バンド・ワゴン」等が有名。
まず音楽が素晴らしい。「コンガ!」あり、「スウィング」ジャズあり、そして「調子はずれのラグタイム」なんて抜群に愉しい。バラエティに富む。美しいバラードの旋律はジョージ・ガーシュウィンのそれを彷彿とさせる。
安蘭けいがコメディエンヌとして、そしてエンターティナーとして魅力を発散。彼女のスウィング感は見事。大和田美帆もコケティッシュでいい。実にチャーミング。別所哲也は誠実な演技。
美術セットが些か地味で、オギーこと荻田浩一の演出にもう少し「洗練」とスマートさが欲しかったが、カンパニーの実力はその欠点を補って余りあるものだった。やっぱり生の舞台に勝るものはないね。「作品が呼吸している」のを肌で感じられるんだ。これはお勧め。公演は11月24日(水)まで。
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