繁昌亭夜席 大阪市民寄席~天王寺特集~
繁昌亭へ。
- 林家市楼/青空散髪
- 桂 吉弥/天王寺詣り
- 桂 米左/弱法師
- 月亭八天/鷺取り
- 桂 春若/一文笛(桂 米朝 作)
「青空散髪」は市楼さんの祖父、三代目林家染語楼による新作落語で昭和30-40年代の天王寺公園が舞台となる。
吉弥さんは「天王寺詣り」を、雀三郎さんから稽古をつけてもらったそう。鐘の擬音表現が面白い。死んだ愛犬クロへの情がしみじみと胸にくる。
「弱法師(よろぼし)」は「菜刀息子(ながたんむすこ)」を四代目(先代)桂米團治が改題したもの。米團治の残した定本もある。元々は観世元雅 作の能が原作のようだ。表を通り過ぎる物売りの声で四季を表現するところが僕は好きだ。
八天さんの「鷺取り」は江戸っ子雀のきっぷがいいねぇ!また、後半の「俄(にわか)」でエイリアンが登場したのが愉しかった(時間の都合で「俄」はひとつだけ)。
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