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第23回全日本マーチングコンテスト(高校以上の部)2010 後編

この記事は第23回全日本マーチングコンテスト(高校以上の部)2010 前編と併せてお読み下さい。

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さて、関西以外の金賞団体の感想を書いていこう。

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東関東代表
船橋市立船橋高等学校 曲は歌劇「トゥーランドット」~喜歌劇「微笑みの国」~喜歌劇「こうもり」~歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」。喜歌劇は鈴木英史さんのアレンジ。大変人数が多く、隊列が綺麗に揃っている。また生徒さんたちの歌声が爽やかだった。

柏市立柏高等学校(市柏) 曲はサーカス・ビー~組曲「展覧会の絵」より。赤ブレザーに白いハットが印象的。ここも人数が多い。だから見栄えがする。高速・精密な演奏に舌を巻く。またピカピカに磨き上げたシンバルが鮮烈で、最後はそれで回転する花模様を描き、美しかった!

習志野市立習志野高等学校 必殺!~Gメン75~大江戸走査網~鬼警部アイアンサイド~はぐれ刑事純情派~ワンダフルガイズという構成。吹奏楽コンクールは不本意な結果に終わった習志野だが、今回は弾けていて高校生らしく、良かった。冒頭のトランペットのソロが上手い!そして人文字で"G75"を描く。隊の先頭を行く生徒が法被を着て「御用」と書かれた提灯を持ち、盗人を追いかけて、途中で刑事風トレンチコートに着替えるといった小芝居もあって面白かった。

九州代表
熊本県立熊本工業高校 曲はAsian I, II(原 幸雄)。ここは和の調べで独自の世界を築いていた。途中、沖縄民謡の節回しも。演奏は少々荒っぽいが、音はよく出ていた。

玉名女子高等学校 セントルイス・ブルース~バンドワゴン(P.スパーク)~ムーンライト・セレナーデ~スウィング・スウィング・スウィングという構成。ここはきびきびした動きと、低音部(トロンボーン、ユーフォニアム、チューバ)の厚みのあるサウンドに特徴がある。後半はしっかりスウィングし、パンチ力と熱狂があった。お見事!

佐賀学園高等学校 曲はアトランティス(樽谷雅徳)。人数が多く、隊列の直線が真っ直ぐ整って綺麗。演奏も上手い。そして14人のカラーガード隊が蝶のように舞い、とても良かった。

金賞校以外も印象に残った団体をいくつか。

西関東代表
群馬県立高崎商業高等学校 銅賞という結果であったが、ドラムメイジャーの女子生徒がのバトン捌きが速く、上手かった。

埼玉県立伊奈学園総合高等学校 曲はアニヴァーサリー・ファンファーレ(森田浩一)~マーチ・エイプリル・メイ(矢部政男)~歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より(宍倉晃 編)。色とりどりの旗を持ったカラーガード隊12人の演技が美しかった。宇畑知樹 先生自ら指揮され、心を込めた演奏が展開された。ここは伝統的に金管(特にホルン)が弱く、それ故の銀賞と推察するが、僕は金賞に値する内容だったと想う。

S06

さて、表彰式の前にエキシビションプレーがあり、登場したのはジャパンカップ9連覇を達成した、箕面自由学園高等学校チアリーダー部"GOLDEN BEARS"だった。実は今年「ジャパンカップ2010チアリーディング日本選手権大会」において、箕面の10連覇を阻止したのは大阪・梅花学園高校レーダースであり(テレビ「笑ってコラえて!」でも取り上げられた)、もしかしたら梅花が登場するのではないかと期待していた。しかし、さすが"GOLDEN BEARS"は見事な演技で、今まで見たことのない新技も披露してくれた。

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コメント

はじめまして!私も先日の全国マーチングコンテスト見に行きました!
どの学校も素晴らしい演技だったと思います!

さて、質問なのですが(もしわからなかったら結構です)
玉名女子高校が演奏されていた曲で
トランペットのハイFからはじまる曲、ご存知ですか?
もし知っていらっしゃたら教えてください!!

投稿: マーチング大好き! | 2010年11月28日 (日) 13時04分

いつも拝見させていただいてます(名前は「とおりすがり」にしましたが。
今年の淀工のグリコンは、チケットぴあで本日から販売しています。
ご存知かもしれませんが、念のため。

必要な情報でなければ、削除してください。

投稿: とおりすがり | 2010年11月28日 (日) 16時17分

マーチング大好き!さん、多分、セントルイス・ブルースのことでは?→こちらで試聴

とおりすがりさん、淀工のグリコンは当然チケットを確保しました。今年は「リンカンシャーの花束」が演奏されるということで、とても愉しみです。

投稿: 雅哉 | 2010年11月28日 (日) 19時52分

はじめまして。突然のコメントですみません。
私は、市柏のOBです。2009年度の第57回の全日本吹奏楽コンクールに出場したメンバーです。
今回何気なく後輩の雄姿を検索して眺めていた時に、ここを見つけ日誌の内容を読み、当時を思い出して涙ぐみました。
私たちのことをよく知る方々には、「お前らが一番だった。」「素晴らしい演奏だった。」と多くの言葉を頂きましたが、やはり見方が多いとその分敵までいかなくとも私たちを快く思っていない人はいるわけでして、見ず知らずの方の言葉を選ばない中傷は見たくなくとも情報として入ってくるため、とても深く今でも心に残っています。確かに全国の舞台がすべてというわけではないと思うのですが、やはり先輩の全国での演奏、ステージの姿に憧れて入学したので最終目標と言っても過言では私はありませんでした。それを何も知らない人に好き勝手に言われるのは自分のことをどうのこうのというより石田先生や今までのすべてを否定されているようで先生に対しての申し訳なさや、悔しさなど演奏は感無量であったのにもかかわらず、一生わすれることのできないものとなりました。しかし、この日誌の感想を読み、わかってくれた、演奏がきちんと、気持がきちんと伝わった人もいるのだと、本当にうれしくなりなした。朝一番ということで、一番の順番に一番いい状態をもってくるため全国大会の練習は朝3、4時に起床し、6時ぴったりからアップ、音だし、基礎練習、分奏、パート練習、組み合わせ、合奏とこなし、昼はパート練習、放課後は朝と同じ様に。他にも、石田先生がいらっしゃれば合奏を行い、講師の先生方にもたくさんご指導いただきました。それをわかってもらえず頭ごなしに批判され、それをみんな自分ではどうしようもできず、1年以上たった今でも集まれば自然とその話になります。ですから、ちゃんと聴いて、感じて、考えてくれた方がいるのが本当にうれしかったです。
長文でダラダラと申し訳ございませんでした。
夜分に申し訳ないとは思ったのですが、どうしても今送っておきたく、勝手ながら送らせていただきました。
これからも柏市立柏高等学校吹奏楽部を暖かい目で見守っていただけると幸いです。
拙い文章ですがお許しください。
        30期 clarinet   柏市立柏高等学校吹奏楽部OB
               

投稿: きく | 2011年8月11日 (木) 05時10分

きくさん、想いのこもった熱いコメントをありがとうございます!読みながら胸を打たれました。

コンクールを審査するのは人ですから、しばしば判断を誤ります。それは仕方がないことです。それにしても2009年の市柏に対するミス・ジャッジは酷かった。審査員の西村朗さん(作曲家)は「どの学校も90~95点の仕上がり。選曲と細部の表現の繊細さが最後の勝負だった」と公言しました。はっきり言って、西村さんに吹奏楽の魅力なんか分かりっこないんですよ。

選曲で勝敗が左右される。だから淀工の丸谷先生は自由曲を鉄板3曲でローテーションする戦略を立てられています。確実な方法論ではありますが、みんながそれをしてしまったら詰まらない。石田先生にはこれからも果敢なチャレンジャーであって頂きたいし、そんな市柏を僕たちは応援しています。

さて、今年の日テレ「笑ってコラえて!吹奏楽の旅」における石田/市柏の活躍を毎回楽しみに見ております。本番のマーチング・コンテスト@大阪城ホールにも勿論足を運びますよ!

投稿: 雅哉 | 2011年8月17日 (水) 09時03分

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