児玉宏/大阪交響楽団のブルックナー 第2番
ザ・シンフォニーホールへ。

児玉宏/大阪交響楽団の演奏で、
- モーツァルト/ピアノ協奏曲 第17番
- ブルックナー/交響曲 第2番
ピアノ独奏は石井克典さん。
モーツァルトは歯切れ良く、軽やかな演奏。かといって古楽器によるピリオド・アプローチのように攻撃的ではなく、音はまろやかで潤っている。耳に心地よい。
ブルックナーは児玉さんの十八番。悪かろう筈がない。引き締まった音で緊張感は最後まで持続され、ハーモニーの解像度はクリア。歌うべきところはしっかりと歌い、第2楽章は透明感ある祈りに満ちた清浄な響きがした。第1、第4楽章は速めのテンポで推進力に溢れ、覇気がある。そしてここぞ!という場面で金管が咆哮し、重厚なサウンドがズシリと腹にくる。
児玉さんのタクトは快刀乱麻で、正に”指揮台の魔術師”の面目躍如。鮮烈でスカッとする演奏会だった。
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