TORII 寄席/文三・吉弥ふたり会 (9/1)
大阪・難波のTORII(トリイ)ホールへ。
- 桂弥太郎/千早ふる
- 桂文三/宿替え
- 桂吉弥/皿屋敷
- 桂吉弥/ちりとてちん
- 桂文三/莨の火
「宿替え」は陽気で、ちょっと抜けたところのある”徳さん”が文三さんのニンに合っている。愛すべき登場人物。
「莨(たばこ)の火」は珍しい話で驚いた。調べてみると文枝師匠が得意としたネタらしい。”旦那”の鷹揚さ、懐の広さ、そして”お茶屋の伊八”の人の良さなど描き分けが巧み。さすが風格。
吉弥さんは瞬きを繰り返す・目を見開く・眉毛を動かす・「ヒュー」と口笛を吹くなど、ありとあらゆる手練手管を弄する、したたかな芸。彼の「ちりとてちん」は繁昌亭らいぶシリーズDVDでしか接したことがなかったので、ようやく生で観られて本当に良かった。確実に進化している。明るく華やかな高座を堪能した。
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