« 大阪市音楽団/第2回 さわやかウインド・コンサート | トップページ | 児玉宏/大阪交響楽団 ~英雄たちの軌跡~ »

2010年9月28日 (火)

スティーグ・ラーソン(著)「ミレニアム 《1》 ドラゴン・タトゥーの女」

世界的大ベストセラーとなった「ミレニアム」三部作の第一巻「ドラゴン・タトゥーの女」を読了。スウェーデン発のミステリー小説というのも珍しい。

謎が魅力的だし、最後の意外な展開にはドキドキ、ワクワクした。スケールも大きい。充実した満足感があった。

ちなみに日本では「このミステリーがすごい!2010年版」読書のプロが選ぶベストテンで「ドラゴン・タトゥーの女」が第2位、「ミレニアム2 火と戯れる女」が第9位、「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」が10位と、3冊全てがランクインするという快挙を成し遂げた。

作者のスティーグ・ラーソンは「ミレニアム」出版前に50歳という若さで亡くなった。どうしてこんな早死にしたんだろうと調べてみたら、死因は心筋梗塞で、彼は日にタバコを60本吸うヘビースモカーだったそうである。そして生前、口にするものといえばピザにケンタッキーフライドチキンにコーヒーだったとか。なるほど。

「ミレニアム」三部作は母国スウェーデンで映画化され、今年日本でも公開された。ハリウッド・リメイク版も既に撮影が開始されている。監督は「セブン」「ゾディアック」「ベンジャミン・バトン」のデヴィッド・フィンチャーなので、大いに期待出来る。ジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィスト役は007シリーズでお馴染みのダニエル・クレイグ。肝心のヒロイン「ドラゴン・タトゥーの女」を演じるのは→この人。いいんじゃない?

さっ、続きの「火と戯れる女」を読もっと!

| |

« 大阪市音楽団/第2回 さわやかウインド・コンサート | トップページ | 児玉宏/大阪交響楽団 ~英雄たちの軌跡~ »

Cinema Paradiso」カテゴリの記事

読書の時間」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: スティーグ・ラーソン(著)「ミレニアム 《1》 ドラゴン・タトゥーの女」:

« 大阪市音楽団/第2回 さわやかウインド・コンサート | トップページ | 児玉宏/大阪交響楽団 ~英雄たちの軌跡~ »