「ノルウェイの森」を訪ねて/砥峰・峰山高原、映画ロケ地への旅
今回の旅は、先日映画館で観た「ノルウェイの森」(トラン・アン・ユン監督)の特報が契機となった。映画公式サイト(こちら!)でも観ることが出来る。
何と言っても、その「緑」の圧倒的美しさに魅了された。「夏至」「花様年華」「空気人形」で知られる名撮影監督、リー ・ピンビンの面目躍如である。
兵庫県・神河町(かみかわちょう)の北西部に位置する標高800~1000mの高原地帯、砥峰・峰山(とのみね・みねやま)高原が中心的ロケ地となった。
神河町役場へ。
映画公開に向け、垂れ幕も。
ロケ地マップなどパンフレットを色々貰い、いざ高原に向け出発!
まずメインスタッフ・キャストが宿泊した峰山高原 ホテルリラクシアへ。
洒落た外観である。
内装も洗練されており、ここのレストランでランチをいただく。
ワタナベ役の松山ケンイチ、直子役の菊池凛子、レイコ役の霧島れいからのサイン色紙も飾られていた。
ホテル中庭の風景。開放感がある。
ホテルから歩いてリラクシアの森へ。
撮影現場まで標識が案内してくれる。
写真付きで解説も。
ここで冬の撮影が行われた。
こちらは夏のシーン。
爽やかな森林浴を満喫した。
続いて砥峰高原へと車を走らせた。
眩いばかりの「緑」が目の前に広がる。
とのみね自然交流館では映画撮影風景がパネル展示されていた。
高原を散策。
なんという清々しさ!高原を渡る風が心地よい。
ここはススキの名所でもあるらしい。是非また、秋にも来てみたいと想った。
ここは元々撮予定になかったが、沢(谷川)の美しさに監督が気付き、急遽撮影をはじめた場所だそう。
そして山道を歩いて黒岩の滝へ。
自然に癒された素敵な一日であった。映画公開日(12月11日)が待ち遠しい!
なお、「ノルウェイの森」は9月2日夜にヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され、既に世界36カ国に配給されることが決まっているそうである。
関連記事:
- 村上春樹/ノルウェイの森 映画化
(13年前に村上さんと交わしたメールの内容にも触れている) - 祝!映画「ノルウェイの森」にビートルズ・オリジナル音源の使用許可が下りる
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