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「ピーターパン」とスピルバーグ、そしてマイケル・ジャクソン

ミュージカル「ピーターパン」を観ながら、僕が想い出したのは映画「E.T.」(1982)のことである。映画の中で主人公エリオット少年の母親が妹のガーティ(ドリュー・バリモア)に、ベッドの中で本を朗読する。それはティンカー・ベルがピーターパンの身代わりに毒を飲んでしまう場面であった。

また「E.T.」でもっとも有名な、宙に浮いた自転車が月を横切るシーンは、ディズニー映画「ピーターパン」でフック船長の空飛ぶ海賊船が月を横切る場面へのオマージュである。

実は「E.T.」を製作した頃、スティーブン・スピルバーグはマイケル・ジャクソン主演でミュージカル映画「ピーターパン」を撮る計画があった。マイケルが自宅兼遊園地に「ネバーランド」という名称を付けたのはご存知の通り。

スピルバーグの意向を受けた朋友、ジョン・ウィリアムズは「ホーム・アローン」でも組んだ作詞家のレスリー・ブリッカスと共に、数曲のミュージカル・ナンバーを作曲した。

しかし計画は頓挫し、ミュージカル映画「ピーターパン」は幻に終わった。

その後スピルバーグは40歳の大人になったピーターパン(ロビン・ウィリアムズ)を主人公にした映画「フック」(1991)を撮る。ジョン・ウィリアムズは「ピーターパン」のために作曲した旋律をいくつか流用したという。映画はどうしようもない駄作だが、ジョンの音楽はA級の素晴らしさだった(「フック」より”ネバーランドへの飛行”の試聴はこちら)。

永遠の少年ピーターパン。何故彼はこれほどまでに僕たちの心を引きつけるのだろうか?

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