桂ざこば、大いに語る/動楽亭昼席(8/5)
ざこばさんの弟子、桂都丸さんの「塩鯛」襲名を翌日に控えた昼下がり、ざこばさんが席亭を務める動楽亭へ。

- 米市/子ほめ
- 吉坊/千早ふる
- 紅雀/打飼盗人
- ざこば/ざっこばらん
- 団朝/近日息子
- 米團治/青菜
ざこばさんは落語抜きで、とても興味深いことを語られた。
米朝師匠から「現在、上方の噺家は何人くらいになったんや?」と訊かれ、「大体230~250人くらいです」と答えたら「多すぎるな」と。以前、立川談志さんと話した時、「弟子をどんどん取って、落語家を増やしたらいい。その中から才能のある奴が必ず出てくる」と言われ、「でもアカンのはどうしたらええんですか?」と問うと、あっさり「辞めさせたらいい」と。
そして米朝師匠から「不動坊」の稽古を受けたエピソードへ。中々覚えられなかったざこばさん、でもその横で聴いていた枝雀さんは物覚えがよく、ざこばさんより先に高座に掛けてしまったとか。「僕が教わっとったんや!汚いでしょ?枝雀兄ちゃんは『まるく、まぁ~るく』なんて言っとるけど、実際は尖がっとんや!」に場内大爆笑。
落語家は弟子を取ってもお金は一切取らず、3年間自宅に住まわせてやったり(内弟子修行)、食事をおごったり、出費ばかりかさむ。「ネタを教えたら、弟子のためにそのネタを高座に掛けるわけにはいかないので、また新しいのを仕入れなければならんのです。損するばかりです。でも、うちの師匠なんか孫弟子を含めると50人以上も面倒を見たんです」
そして最後に「甲斐性がないと、弟子は取れんのです」
ところで、米朝事務所HPの一門系図から桂吉弥さんの二番弟子・弥生さんの名前が消えている。何かあったのだろうか?

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