キンボー・イシイ=エトウ/大阪交響楽団 定期
ザ・シンフォニーホールへ。
キンボー・イシイ=エトウ/大阪交響楽団(ヴァイオリン独奏:小林美恵)を聴く。
- フォーレ/パヴァーヌ
- ブルッフ/スコットランド幻想曲
- シューベルト/交響曲 第5番
フォーレとシューベルトはティンパニなど打楽器なしで、金管もホルンのみという小編成。こういった作品の方が、指揮者の資質にあっているんじゃないかなと感じられた。
ブルッフみたいな重厚な作品はなんだか野暮ったい。そもそも極めてつまらない、退屈な曲だし。あるのは技巧だけで、この音楽には”心”がない。演奏者の自己満足に終始した印象を受けた。ヴァイオリンとオーケストラの組み合わせなら、むしろ滅多に聴く機会のないエリック・W・コルンゴルトとか、ミクロス・ローザをやって欲しい。そういう知られざる名曲を掘り起こすことこそ、あなた方の使命ではないのか?
フォーレはまろやかで、柔らかい響きが好かった。
シューベルトは軽やかで小気味よい演奏。音楽をすることの歓びが、しっかり客席にまで届いた。キンボー・イシイ=エトウさんはシューマンの「春」とか、こういう爽やかな曲がよく似合う。
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