« 金沢・加賀温泉郷の旅 | トップページ | 第三弾!上方落語の噺家たち/今、この二十五人が面白い »

2010年7月21日 (水)

桂吉坊/ぱくす亭 噺の会 Final !

P02

7月20日(火)、新大阪近くにある喫茶店PAK'S GROOVE(パクス・グルーヴ)へ。

P01

ここで不定期に開催されてきた桂吉坊さんの会、これが12回目だそう。そして最後のぱくす亭となった。何故なら7月末でオーナーが店を廃業されるから。

飲食代+チャージ1,500円。プロの噺家が目の先2mくらいで落語を演じてくれるのだ。安いものである。

P03

  • 吉坊のうだうだ
  • 寄合酒
  • 次の御用日

まずは吉坊さんの師匠・吉朝と大師匠・米朝さんが旧サンケイホールで「怪談噺の会」をやった時の舞台裏のエピソードを色々面白おかしく。

また、米朝宅で内弟子修行中に、米朝さんから「お前は丁稚が似合っとるから、《蔵丁稚》の稽古を付けたる」と言われ、それから紆余曲折があって結局《正月丁稚》を教わったエピソードなどを披露された。

寄合酒》は蛙の柄が入った、夏らしい着物で演じられた。

次の御用日》のマクラでは、しばしば見知らぬ小さい子供から気軽に話しかけられることなどを語られ、本編へ。可愛らしい丁稚の描き方が出色。

いま上方で丁稚を演じさせたら、吉坊さんか雀々さんが一番上手いかも。吉坊さんは品があるタイプ、雀々さんの描く丁稚は鼻水垂らしていそうなアホな感じ。どちらも味がある。

| |

« 金沢・加賀温泉郷の旅 | トップページ | 第三弾!上方落語の噺家たち/今、この二十五人が面白い »

古典芸能に遊ぶ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 桂吉坊/ぱくす亭 噺の会 Final !:

« 金沢・加賀温泉郷の旅 | トップページ | 第三弾!上方落語の噺家たち/今、この二十五人が面白い »