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2010年7月11日 (日)

動楽亭昼席(7/8)

動楽亭へ。客の入りはざっと六十人くらい。

D01

  • 吉の丞/桃太郎
  • 吉坊/青菜
  • よね吉/稽古屋
  • 米二/天狗裁き
  • こごろう/動物園
  • 千朝/夏の医者

D02

よね吉さんは「ぐるっと関西おひるまえ」のエピソードをマクラで。いや、確かに面白いし彼の高座は大好きなのだが、どうもマクラと本編に関連性が乏しいのが、いつも気になる。雑談(フリー・トーク)じゃないんだから。その点、兄弟子の吉弥さんはマクラの作り方が抜群に上手い。よね吉さんは将来、繁昌亭大賞を受賞できる逸材だと信じているので、もうちょっとマクラを頑張って欲しい。

米二さんを高く評価する人がいることは知っているが、僕は何時聴いても退屈する。淡々とした口調(リズム)が眠たくなる。さっぱりその魅力が判らない。

今回一番良かったのはこごろうさん。モタレ(トリのひとつ前の出番)で前座噺「動物園」を持ってくるとは意表を突かれた。しかもディテールにいろいろな工夫が凝らされ、飽きさせない。お見事!

夏の医者」は桂枝雀さんのDVDを繰り返し観ているが、多分生は初めて。嬉しかった。英語版"Summer Doctor"も是非聴いてみたい。誰か高座に掛けてくれないかな?

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