クレイジー・ハート
評価:B+
感動した。兎に角、アカデミー主演男優賞を本作で受賞したジェフ・ブリッジス演じるカントリー・シンガーの「男の生き様」が格好いい。また彼の弟子で現在はスター歌手役のコリン・ファレルも味があって素晴らしい。ふたりがデュエットを歌う場面には痺れた。
映画公式サイトはこちら。
これはアウトローが主人公の、ある意味「現代の西部劇」と言う事も出来るだろう。
物語はアカデミー歌曲賞を受賞した"The Weary Kind"が生まれる瞬間に向かって収束してゆく。主題歌とはかくあるべきというお手本のような作品であり、音楽映画としても秀逸。
余韻が残るラスト・シーンは実に鮮やか。何と美しいことか!アメリカの雄大な自然が目に染みる。
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