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2010年6月 9日 (水)

繁昌亭爆笑賞受賞者の会

天満天神繁昌亭へ。

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歴代の繁昌亭爆笑賞を受賞した四人が集った。

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  • 林家染左/商売根問
  • 桂かい枝/青菜
  • 桂春蝶/紙入れ
  • 桂文華/高宮川天狗酒盛(脚色:小佐田定雄)
  • 受賞記念トーク
  • 笑福亭鶴笑/酒の粕(古典)→くもんもん式学習塾(三枝 作)

青菜」は屋敷の旦那とその奥方にもっと気品が欲しかった。どうもかい枝さんにこのネタは向いてないんじゃないかなぁ。

逆に文華さんは結構下品な噺で、これは彼のニンに合っていた。「高宮川天狗酒盛」は「東の旅」シリーズの中でも珍品に属す。演者がなく廃れた噺を小佐田さんが脚色し、復活させたもの。下ネタ満載だが、面白い。どうしてこれが滅びかけたのか分からないが、小佐田さんの腕のなせる業なのかも。考えてみたら僕が文華さんを初めて聴いたのが「勘定板」。あれも汚い噺だったが、爆笑ものだった。

鶴笑さんは前半、古典落語「酒の粕」をウィスキーボンボンに変えてされ、後半は三枝さん創作の「くもんもん式学習塾」に移行するという離れ業。ユニークで興味深かったけれど、やっぱりちょっと、パペット落語を観たかったなぁという残念感があったのも確か。

秀逸だったのは何と言っても春蝶さん。僕は正直「どうして彼が爆笑賞に!?」という気持ちがずーっとあったのだが、今回ようやく納得できた。とにかく噺の中に登場する奥方が色っぽい!師匠の三代目・春團治が描く女性像をさらにデフォルメした感じ。力が抜けた絶品の高座だった。

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