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林家笑丸独演会

繁昌亭へ。

E02

林家染丸さんの弟子、笑丸さん(平成10年入門)の独演会。

E01

  • 桂吉の丞/子ほめ
  • 林家笑丸/代書
  • 林   哲至/鳳笙演奏(雅楽)
  • 林家笑丸/片棒
  • 林家笑丸/鯉津栄之助(寄席の芸入り)

(しょう)は「越天楽」や、三味線との共演で「黒田節」などが演奏された。この楽器は呼気と吸気の両方で音が出るそうで、原理はアコーディオンに似ているとか。または天から差し込む光、篳篥(ひちりき)は地に在る声、そして龍笛は天と地の間を泳ぐ龍の声をそれぞれ表すという。勉強になった。

代書」は沢山の依頼者が登場する原典版ではなく、一人に絞った短縮(クライマックス)版。しかし独自の工夫(くすぐり)が満載で、サゲも笑丸さんのオリジナル。気概に富む高座だった。

鯉津栄之助」は大変珍しい噺。領主の嫡男が生まれ、鯉津栄之助(こいつええのすけ)と名付けられた。そこで「こいつぁええ」という言葉を使わぬよう警告するために関所が設けられるという、まことに馬鹿馬鹿しいネタ。「東の旅」シリーズの一篇で、故・露の五郎兵衛さんが復活されたものらしい。現在では演り手がなく、笑丸さんは関所を通るために様々な芸事を披露するという構成で愉しませてくれた。都都逸あり、紙切りあり、うしろ面(踊り)あり。ただ、笑丸さんが得意とするウクレレ漫談とか南京たますだれ等も見たかったな。それから紙切りのスピードが笑福亭鶴笑さんより随分遅いのが気になった。

これからも寄席の芸、頑張って下さい。さらなる進化を期待しています。

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