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昭和町で昭和の日〜上方落語まつり/三枝一門・吉朝一門競演会

4月29日祝日、昭和の日。昭和町で開催された田辺寄席へ。

全五回公演。朝10時30分開始で最終公演は20時30分まで。うち苗代小学校で第一、二公演を聴く。入場無料

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第一回公演

  • 笑福亭智之介/桃太郎
  • りんりん亭りん吉/粗忽長屋
  • 桂米八/曲独楽
  • 桂文太/鷺取り

第二回公演

  • 笑福亭呂竹/狸賽
  • 桂文太/善哉公社
  • 桂珍念/あこがれのカントリーライフ(三枝 作)
  • 笑福亭鶴志/猫の災難

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第一回では冒頭に一番太鼓・二番太鼓の解説があり、第二回では出囃子の解説があった(文太・呂竹・智之介による実演あり)。前座の出囃子が「石段」なのは知っていたが、二つ目が「赤猫」というのは初耳だった。

りん吉さん(←上方落語協会・桂三枝会長 命名)は現在11歳。奈良の小学生である。しかし、この「どっぷり昭和町」に出演するのは今年で既に3年目。「昨年より身長が7cm伸びました」と→りん吉さんのブログへ。彼女が挑戦した「粗忽長屋」は不条理で、大変難しいネタ。

高座における成長も著しく、以前に比べ声が通るようになった。将来がとても愉しみな少女である。いや、もう既に彼女より下手なプロの落語家なんて沢山いる。

文太さんは飄々とした名人芸を披露し、鶴志さんは十八番である酔っ払いの噺。大酒飲みの具体例として師匠・松鶴の爆笑エピソード、そして春蝶(先代)、小つる(先代)、文我(先代)らの名前が挙がる。

昼過ぎ、昭和町を後に、新世界にある動楽亭(席亭:桂ざこば)へ。「三枝一門・吉朝一門競演会」を聴く。

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  • 桂三ノ助/お忘れ物承り所(三枝 作)
  • 桂よね吉/芝居道楽
  • 桂  三若/私がパパよ(三枝 作)
  • 桂あさ吉/鹿政談
  • 桂  吉弥/蛇含草
  • 桂  三風/三年一組同窓会(三風 作)客席参加型

「上方落語まつり IN ミナミ」で真っ先に、即日完売した公演。定員100名、全体の7-8割は女性客で、着物姿もちらほら。さすが”よね様”(+吉弥)人気は凄い。会場は文字通り、熱気ムンムンだった。

お茶子(楽屋番)は吉弥さんの二番弟子・弥生さんが担当された。

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よね吉さんは開口一番、「三枝一門と吉朝一門の組み合わせというのは、なんともビミョ~な感じですね」と。これには場内、大受け。「楽屋は殺伐としていて、今にもあさ吉兄さんと三風兄さんが掴み合いの喧嘩を始めそうな、一発触発の雰囲気です」(勿論、冗談である)。

芝居道楽」は「七段目」の短縮版。時間を考量しての選択だろう。

よね吉さんが高座を下りると、入れ替わりに登場したのがなんと普段着のざこばさん!これには客席からどよめきが起こる。「三若には孫を可愛がってもらわんといかんから」と座布団をひっくり返して退場。ちなみにざこばさんの愛娘・まいさんは三若さんと結婚し、この3月に子供が生まれたばかり。

続いて登場した三若さん、ざこばさんが忘れた名ビラを自分でめくり、高座へ。自らの体験を交え、実感のこもった「私がパパよ」を演じた。生まれたばかりの赤ん坊に向かって「怖いおじいちゃんからも、パパは君を守るからね」というくすぐりも。

吉弥さんは汗をダラダラ流しながらの熱演。「蛇含草」は夏の噺。だから敢えて、手ぬぐいで汗を拭かないという意図的な演出だったのかも知れない。よく雰囲気が出ていた。

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なお、先月この動楽亭で収録され、4月24日にテレビ東京で放送された吉弥さん出演の「情熱の系譜」が全編、番組のホームページで視聴出来る→こちら!(You Tube版はこちら

落語の演目は「ふぐ鍋」。また弥生さんが吉弥さんから鳴り物の指導を受けている場面も登場。この収録時、僕が生で聴いた感想は下記。

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