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桂吉弥 二席!/get's 待っツ 動楽亭

3月31日、動楽亭へ。19時開演。客の入りは40人弱。

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  • 吉弥/ふぐ鍋
  • 佐ん吉/阿弥陀池
  • 吉弥/七段目
  • 仲入りトーク(全員)
  • 紅雀/隣の桜(鼻ねじ)
  • 吉の丞/天神山

吉弥さんが出演するテレビ収録があり(関東ローカル)、カメラが入った。当日は年度末ということで上方落語協会の総会が朝から繁昌亭で行われたそうで、一番弟子・弥太郎さんの紹介もあったとか(えっ、二番弟子の弥生さんは?)その後、吉弥さんはサンケイホールブリーゼで戸田恵子さんの一人芝居「なにわバタフライ」(三谷幸喜 作)千秋楽を鑑賞。考えてみたら彼は6年前、三谷幸喜脚本の大河ドラマ「新選組!」に出演、戸田さんとも共演している(でも多分、同じ画面に登場することはなかった筈)。

ふぐ鍋」は明るくて、軽いフットワークが魅力。吉弥さんの眉毛の動かし方が愉しい。時折声のトーンを高くして、調子の変化をつけている。面白いなと想ったのは見台+膝隠しが使われたこと。同じ吉朝一門・よね吉さんの「ふぐ鍋」の場合、これらは無しで演じられる。

佐ん吉さんの「阿弥陀池」はトントンと調子よく。

前回は欠席でとても残念だったが、今回は吉弥さんの高座を二席も聴けて得した気分。しかもテレビ収録を意識してか十八番の芝居噺「七段目」を掛けてくれるなんて、なんたる贅沢!

仲入りでテレビのクルーはサッサと撤収。紅雀さんは「みなさん、後ろを見てください。カメラがいなくなってしまいました。吉弥さんが羨ましい。僕なんか《人気なし、仕事なし、お金なし》の三重苦。落語界のヘレン・ケラー状態です」と自虐ギャグ。これに会場は大爆笑で、拍手喝采が巻き起こる。

時間が押して吉の丞さんが登場した時、既に21時。「手短に演ります」と早口で捲し立て、最後まで一気に23分。そのさらっと流した高座が小気味よいリズムを生み、却ってプラスに作用したかも。彼は吉朝に入門する前、鳶職などを経験していたそうで、「天神山」に登場する《変ちきの源助》や《胴乱の安兵衛》が吉の丞さんのニンに合っていた。今まで聴いた彼の高座の中で一番光っていたと想う。余談だが、よね吉さんの「天神山」には吉朝版同様、《レレレのおじさん》が出てくるのだが、吉の丞さんは登場しないバージョンだった。

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