LIC東西狂言
大阪府羽曳野市「LICはびきの」へ。
- 和泉流 狂言 「魚説法(うおぜっぽう)」(野村萬斎)
- 大蔵流 素狂言「栗焼(くりやき)」(茂山千作)
- 大蔵流 狂言 「船渡聟(ふなわたしむこ)」(茂山千之丞・あきら)
今回狂言を鑑賞して、内容的には滑稽噺であり、落語に近いなと改めて感じた。例えば「魚説法」の面白さは古典落語「世帯念仏」とか「こんにゃく問答」に通じるものがある。説法か念仏か、はたまた問答かの違いに過ぎない。
素狂言というのは舞台に正座したまま演じる狂言のこと。これも落語に近い。人間国宝である茂山千作さんは現在90歳。その足腰に不安があるため、考案された様式だそう。
今回一番印象深かったのは「船渡聟」。舟を漕ぐ時の船頭と、乗客(婿)の動きが観ていて愉しい。
| 固定リンク | 0
「古典芸能に遊ぶ」カテゴリの記事
- 柳家喬太郎 なにわ独演会 2021(2021.10.01)
- 柳家喬太郎独演会@兵庫芸文 2021(2021.07.30)
- 「らくだ」笑福亭鶴瓶落語会 2021 @兵庫芸文(2021.02.07)
- 柳家喬太郎 なにわ独演会 〈第三回〉(2020.10.07)
- 新型コロナウィルスと”浮草稼業“(2020.02.28)
コメント