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2010年3月25日 (木)

LIC東西狂言

大阪府羽曳野市「LICはびきの」へ。

L01

  • 和泉流 狂言  魚説法(うおぜっぽう)」(野村萬斎)
  • 大蔵流 狂言栗焼(くりやき)」(茂山千作)
  • 大蔵流 狂言  船渡聟(ふなわたしむこ)」(茂山千之丞・あきら)

今回狂言を鑑賞して、内容的には滑稽噺であり、落語に近いなと改めて感じた。例えば「魚説法」の面白さは古典落語「世帯念仏」とか「こんにゃく問答」に通じるものがある。説法か念仏か、はたまた問答かの違いに過ぎない。

狂言というのは舞台に正座したまま演じる狂言のこと。これも落語に近い。人間国宝である茂山千作さんは現在90歳。その足腰に不安があるため、考案された様式だそう。

今回一番印象深かったのは「船渡聟」。舟を漕ぐ時の船頭と、乗客(婿)の動きが観ていて愉しい。

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