get's 待っツ 動楽亭(2/28)
動楽亭へ。月末、19時開演の落語会。
出演者の名前に桂吉弥とあったので来たのだが、受付を済ませ入場した後、「今日、吉弥は出演しません」と。チラシに「出演者が変更となる場合があります」と断り書きはあるものの、そりゃないぜ!>米朝事務所。まあ折角、労力と電車代を払っているのでそのまま聴くことに。客の入りは50人程度。
ちなみにこの日、吉弥さんは14時開演の福岡県・小郡市文化会館における落語会に出演されていたようだ。
- 桂ひろば/道具屋
- 桂佐ん吉/いらち俥
- 桂紅雀/花色木綿
- 出演者全員/うだうだトーク(仲入り中)
- 桂吉の丞/千早ふる
- 桂佐ん吉/花筏
ひろばさんは小春團治さんに付いて、ニューヨーク・国連での落語会のお手伝い(太鼓)をされたことをマクラに。
佐ん吉さんの「いらち俥」は「反省してま~す」と、オリンピック・バージョンで。
吉の丞さんは落語の入りを「米揚げ笊」と間違えて、やり直すことに。
続く佐ん吉さんは、「(土俵)入りのところも間違えんと…」と、吉の丞さんをからかう場面も。しかし、佐ん吉さんのような若手(2001年入門)にとって、「花筏」のようなトリネタは、まだまだ荷が重いかな。
今回、一番笑ったのが紅雀さん。歯切れがよく、軽妙。さすが故・桂枝雀のお弟子さんだ。
ただ、若手だけで何度も聴いたネタばかりというのは、少々キツイなぁと想った。創作落語に取り組むとか、珍しいネタを発掘してくるとか、三題噺や大喜利をするとか、もっと聴衆を飽きさせない「何か(サムシング)」が欲しい気がした。
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