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2010年2月 3日 (水)

新世紀落語の会

繁昌亭へ。

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全て新作落語の会。

  • 桂さん都/中村の恋(7-8 作)
  • 笑福亭由瓶/侍ジャイアンツ2010(由瓶 作)
  • 桂三歩/私がパパよ(三枝 作)
  • 月亭遊方/ハードボイルド・サザエさん(遊方 作)
  • 桂雀三郎/わいの悲劇(小佐田定雄 作)

由瓶さんは漫画「侍ジャイアンツ」の主人公・番場蛮の息子、バンバ・ババンが大リーグでイチローと魔球で勝負し、10年連続200本安打の記録樹立を阻止しようとする噺。実にアホらしくて面白かった。

遊方さんの噺は、25歳になったカツオが町に帰ってくる。とあるバーを舞台に明らかになる、サザエさん一家のその後。冒頭とエンディングに映画「カサブランカ」の"As Time Goes By"(時の過ぎ行くままに)が流れ、ハードボイルドな雰囲気を醸し出す。ただ遊方さんは意識して標準語で窮屈そうに喋るため、テンポが遅くなり、もたついた感は否めない。落語なんだから、別にカツオが大阪弁でもいいんじゃないかな?由瓶さんなんか、大リーガーもアメリカのアナウンサーもみんな大阪弁だったし。

今まで何度か聴いていたが、雀三郎さんの高座でこんなに大笑いしたのは初めて。これは小佐田さんによる「あて書き」(予め演者を想定して台本を書くこと)の勝利だろう。能が好きな父、歌舞伎好きの母、姉が浪曲派で、妹が宝塚!皆がそれぞれの口調で話し、てんやわんやに。古典落語「蛸芝居」や「延陽伯」のパスティーシュ(パロディ)。歌手として、桂雀三郎 with まんぷくブラザーズでも活躍する雀三郎さん、「わいの悲劇」は歌がふんだんに盛り込まれ、とても愉しかった。

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