たま・南湖 二人会/近松門左衛門に挑む!!
動楽亭へ。近松門左衛門をテーマにした三日連続の二人会、その二日目と三日目に足を運んだ。
2月6日(土) 客の入りは35-6人。
- 旭堂南斗/細川の福の神
- 旭堂南湖/大高源吾(「赤穂義士銘々伝」より)
- 笑福亭たま/書割盗人
- 旭堂南湖/出世景清 その弐
- 笑福亭たま/新作(「冥途の飛脚」より)
2月7日(日) 入りは15人(うち、男性3名のみ)。
- 笑福亭笑子/寿限無
- 旭堂南湖/赤垣源蔵 -徳利の別れ-(「赤穂義士銘々伝」より)
- 笑福亭たま/兵庫船
- 旭堂南湖/出世景清 その参
- 笑福亭たま/新作(「心中天の網島」より)
日本語の美しさ、言葉の力、南湖さん(講談)のダイナミックな話芸に魅了された。
なお南湖さんによると、近松門左衛門は人形浄瑠璃を書く前に、泉州堺で講釈師をして糊口を凌いでいたとか。
たまさんは、昨年末から喉の調子が少々良くないよう。
近松ものからインスパイアされた新作は擬古典および、中学校を舞台にした教師と女子生徒・禁断の恋。出来立てのホヤホヤなので、現時点では感想を差し控えたい。出囃子が数分鳴っても、中々出てこないたまさん。「大丈夫なのかな?まだ噺を作っている最中なんだろうか?」と、こちら(客席)の方がハラハラ・ドキドキした。最終日はそのことについて、南湖さんから突っ込まれるたまさんであった。
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