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2010年2月 5日 (金)

桂よね吉、九雀、雀々/動楽亭昼席(2/4)

動楽亭へ。

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今月は、桂米朝一門のみによる昼席。平日にもかかわらず、ぎっしり満席。

  • 佐ん吉/狸賽
  • 雀五郎/牛ほめ
  • よね吉/千早ふる
  • 雀々 /代書
  • 九雀 /公家大根
  • 都丸 /読書の時間(三枝 作)

よね吉さんは現在、上方で最も「粋(いき)」な高座を聴かせてくれる人である。着物のセンスも抜群。開口一番、「まばらな拍手をありがとうございます」が可笑しかった。

僕は雀々さんをここ一年、集中的に追いかけてきた。今回はNHK山形放送局のアナウンサーが臨時ニュースの原稿を読み間違えたという初めて聴くマクラだったので、こ、これはもしや!?と緊張が走った。すると遂に出た!!待望の「代書」。

依頼人が「松本留五郎」で、「セェ~ネンガッピ!」「ポンで~す」がある枝雀版。しかし、細部に色々と独自の工夫があるので、意外と印象は違った。どちらかと問われれば、そりゃ枝雀さんの「代書」の方が好きだけれど、言葉の奔流とリフレインが心地よい雀々さんも、味わい深いものがある。

九雀さんはメガネを外し、つまり《JAZZ型》ではなく《クラシック型》で口演。「公家大根」は昨年9月12日、「超古典落語の会」でネタおろしされたもの。上方落語の祖、米沢彦八が300年前に書いた笑話集「軽口御前男」(元禄16年)を原作とし、小佐田定雄さんが脚色された。九雀月報によると、12月1日の「桂米朝落語研究会」(京都安井金比羅会館)でこれを掛けた時、たまたま来られていた米朝師匠がいたく気に入られたとか。「どぜう丁稚」と共にどうしても聴きたい噺だったので、とても嬉しかった。ラッキー!

雀々さんが常々仰っているように、上方で主に取り上げられるネタは60くらいしかなく、それを230人の噺家が奪い合っている状況である。だから新しいネタを発掘する努力はとても大切だと僕は想う。そうしなければ聴衆も次第に飽きて、離れていくだろう。ブームは永遠に続かないのだから。

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コメント

公家大根、先を越されました。米朝師匠が気に入られた噺というので気になっていたんです。

投稿: おたべ | 2010年2月 5日 (金) 23時47分

「公家大根」は九雀さんも手応えを感じていらっしゃるようなので、これからもきっと演って下さるでしょう。

なんだか、「はてなの茶碗」の《大根バージョン》みたいな、けったいな噺でした。

投稿: 雅哉 | 2010年2月 6日 (土) 00時29分

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