映画「のだめカンタービレ 最終楽章」への期待
玉木宏、上野樹里が主演する映画「のだめカンタービレ」が今週末より公開される。
クラシック・ファンにとって何よりも愉しみなのが、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート会場としてもお馴染みの、ウィーン楽友協会大ホール(黄金のホール)が登場することであろう。写真はこちら!ここで映画のロケが行われるのは史上初のことである。僕も一度だけ、このホールでコンサートを聴いたことがある。その豪華な内装に興奮したものだった。
映画に流れる音楽を全面的に指揮するのが飯森範親さん。飯森さんと「のだめ」の関係については下記記事に書いた。
ウィーン楽友協会大ホールでのロケにも飯森さんは立ち合われている。
飯森さんが普段、演奏会でモーツァルトやベートーヴェンを指揮される時はピリオド(ノン・ヴィブラート)奏法を選択される。
さて、黄金のホールに響き渡るベートーヴェン/交響曲 第7番は果たして、ノン・ヴィブラートなのか!?この点が注目される。
また映画で上野演じる”のだめ”が演奏するピアノ演奏の吹き替えを、なんと中国NO.1のピアニスト、ラン・ランが担当するという。こちらも大いに期待したい。
| 固定リンク | 0
「Cinema Paradiso」カテゴリの記事
- 2020年 アカデミー賞・答え合わせ〜徹底的に嫌われたNetflix!(2022.03.29)
- 映画「ドリームプラン」でウィル・スミスはアカデミー賞受賞という悲願を達成出来るのか?(2022.03.08)
- 2022年 アカデミー賞大予想! 〜今年のテーマは被差別者・マイノリティーを祝福すること(2022.03.27)
- 映画「ウエスト・サイド・ストーリー」(スピルバーグ版)(2022.03.10)
- ジェーン・カンピオン vs. スピルバーグ、宿命の対決!!「パワー・オブ・ザ・ドッグ」(2022.02.17)
「クラシックの悦楽」カテゴリの記事
- 武満徹「系図(ファミリー・トゥリー)-若い人たちのための音楽詩-」を初めて生で聴く。(佐渡裕/PACオケ)(2022.01.26)
- エマニュエル・パユ(フルート) & バンジャマン・アラール(チェンバロ) デュオ・リサイタル(2021.12.11)
- ミシェル・ブヴァール プロデュース「フランス・オルガン音楽の魅惑」Vol. 1(2021.12.10)
- 厳選 序曲・間奏曲・舞曲〜オペラから派生した管弦楽の名曲ベスト30はこれだ!(2021.09.17)
コメント