戦場でワルツを
評価:D
アカデミー外国語映画賞にノミネートされたイスラエルのアニメーション映画。公式サイトはこちら。

1982年にレバノンで起こったパレスチナ難民大虐殺を題材にしている。これは日本の「火垂るの墓」でも感じたことだが、リアルで過酷な現実をわざわざアニメーションの手法で語る意味って何?という疑問を最後まで拭えなかった(それに本作は最後の虐殺シーンでドキュメンタリー映像に切り替わる。だったら端から実写でやれや)。
それからナチスに迫害されたユダヤ人が、イスラエル建国後はパレスチナ人を虐げているというテーマは、天才・手塚治虫が漫画「アドルフに告ぐ」(1983-85連載)で既に描いている。今更、時代遅れである。
アニメのキャラクターに魅力がない。それからセル画とCGの融合が上手く機能しておらず、違和感ありまくり。お粗末!
ご存じの通り、今世界でCGアニメーションに関してはピクサーのひとり勝ちであり、セル画については(スタジオジブリなど)日本の技術が突出してる。結局「戦場でワルツを」は、イスラエルの実力の低さを露呈する作品に過ぎなかった。
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