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2009年12月30日 (水)

2009年、印象の残ったコンサート&コンクールの名演を振り返る

まず今年僕が聴いた演奏会のベストテンを順不同で列挙する。各々のタイトルをクリックすればレビューに飛ぶ。なお、ジャンルはクラシック・古楽・吹奏楽が中心である。

中野振一郎さんが演奏するパーセルのCDは見事レコード・アカデミー賞に輝き、児玉宏さんのブルックナーは平成21年度文化庁芸術祭「大賞」を受賞した。関西は元気だ。延原武春さんと大フィルの共演も大成功を収め、来年度はこのコンビで《古典派シリーズ》全3回(ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン)が企画されるに至った。これは大いに期待したい。ベートーヴェンが不得手な大植英次さんには今後、最も得意とするロマン派以降の音楽(但し、ブルックナーを除く)に専念して貰えばいい。音楽監督がオールマイティである必要はない(朝比奈だってマーラーやショスタコーヴィチは苦手だった)。適材適所、それが一番だ。

更にコンサート・ベスト20(NEXT 10)を。

普門館で聴いた全日本吹奏楽コンクール(高校の部)の名演ベスト3は、

  • 丸谷明夫/淀川工科高等学校「ダフニスとクロエ」
  • 梅田隆司/大阪桐蔭高等学校「カルミナ・ブラーナ」
  • 石田修一/柏市立柏高等学校「マン・オン・ザ・ムーン」(清水大輔)

大阪城ホールにおける全日本マーチング・コンテスト(高校以上の部)のベスト・パフォーマンスは、

  • 精華女子高等学校吹奏楽部
  • 玉名女子高等学校吹奏楽部

であった。詳しくは「第57回全日本吹奏楽コンクール高校の部を聴いて《前編》」「 〃 《後編》」「第22回全日本マーチングコンテスト(高校以上の部)《後編》」をお読み下さい。

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