動楽亭昼席(10/1)
地下鉄「動物園前」駅すぐ近くの動楽亭にて落語を愉しむ。木戸銭2,000円なり。
- 雀太/道具屋
- 壱之輔/善哉公社
- 紅雀/七度狐
- 雀々/がまの油
- 団朝/時うどん
- ざこば/強情
今までここの昼席に出演する噺家は米朝一門に限られていたが、今月から他の一門の客演も。そのトップバッターとなったのが桂壱之輔さん(春團治一門)。
今回一番愉しかったのは桂雀々さん。開口一番「みなさん、動物園前の秘密倶楽部へようこそ!」その後、マシンガン・トークを堪能。特に師匠の枝雀さんが愛飲した酒「呉春」を”鶴呑み”する様子を面白おかしく演じられたのが秀逸だった。
団朝さんはマクラで動楽亭近く、ジャンジャン横町にある立ち喰いうどん「松屋」を紹介された。なんと素うどん150円、おにぎり2個で100円だそう。しかもおにぎりにはうどんの汁にねぎを乗せ、スープとして出してくれるとか(団朝さんは「おにぎり定食」と命名)。う~ん、やはりここは別世界、いや、新世界か。
席亭のざこばさんは彦八まつりのやんちゃ以降、どうも元気がないのが気になるところ。酒癖の悪さをしきりに反省されている様子。でもそんな所がざこばさんらしさでもあるのだが……。
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