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2009年8月20日 (木)

月亭遊方のゴキゲン落語会/「親分の謝罪」「いとしのレイラ ~彼女のロック~」

ワッハ上方・小演芸場にて月亭遊方さんの落語会を聴く。

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大入り満員。補助椅子が会場に収まりきらず、通路にはみ出して聴く人もあるほど。

演目は、

  • 幕開前戯噺(遊方の日常あれこれ)
  • 親分の謝罪(遊方 作)
  • いとしのレイラ ~彼女のロック~(遊方 作)

幕開前戯噺では、のりピーの話題、遊方さん得意の天王寺(ホームレス)ネタ、自身のヅラ疑惑(アンケートに書かれていたそう)などで大いに盛り上がる。幼い頃から癖毛が強く「頭ラーメン」と呼ばれていたとか。端から会場の高揚感は頂点に。

親分の謝罪」は永六輔さんのエピソードを元に書かれたもの。使用許可を得るべく手紙を出したところ、数日で丁寧な返信が届いたとのこと。新幹線グリーン車にて、携帯で迷惑電話をする男の噺。「できちゃった落語」で初演し、今回が2回目。マルクス兄弟のドタバタ(slapstick)・コメディ映画を彷彿とさせる面白さがあった。

いとしのレイラ ~彼女のロック~」は心斎橋CLUB QUATTRO(クラブクアトロ)で開催された初の独演会<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>月亭遊方 独演会情報</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>(1998/02/11)で初演されたもの。遊方さんによれば、これを切っ掛けに創作落語でやっていけるという自信を持った思い入れ深い作品だそうだ。以下、遊方さんの公式サイトから作品解説の引用。

レイラと名のる女によって、ひとつのバンドが変わろうとしている。「ロックとは何ぞや」。その答えがここにある?!

いやぁ、腹を抱えて笑った。人間の弱さ、愚かさが愛おしい。特に遊方さんがギターを抱えて歌う場面は歌詞が可笑しくて、もう最高!

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ゴキゲン落語会はこれが30回目。過去は毎回ゲストがあったが、リニューアルされ遊方さん"ワン・アンド・オンリー"に。それでも時間が押して、撤収しなければならない21時30分を過ぎるくらい盛り沢山の内容だった。遊方さん一人で十分愉しい。是非このまま突っ走って下さい!

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