月亭遊方のゴキゲン落語会/「親分の謝罪」「いとしのレイラ ~彼女のロック~」
ワッハ上方・小演芸場にて月亭遊方さんの落語会を聴く。
大入り満員。補助椅子が会場に収まりきらず、通路にはみ出して聴く人もあるほど。
演目は、
- 幕開前戯噺(遊方の日常あれこれ)
- 親分の謝罪(遊方 作)
- いとしのレイラ ~彼女のロック~(遊方 作)
幕開前戯噺では、のりピーの話題、遊方さん得意の天王寺(ホームレス)ネタ、自身のヅラ疑惑(アンケートに書かれていたそう)などで大いに盛り上がる。幼い頃から癖毛が強く「頭ラーメン」と呼ばれていたとか。端から会場の高揚感は頂点に。
「親分の謝罪」は永六輔さんのエピソードを元に書かれたもの。使用許可を得るべく手紙を出したところ、数日で丁寧な返信が届いたとのこと。新幹線グリーン車にて、携帯で迷惑電話をする男の噺。「できちゃった落語」で初演し、今回が2回目。マルクス兄弟のドタバタ(slapstick)・コメディ映画を彷彿とさせる面白さがあった。
「いとしのレイラ ~彼女のロック~」は心斎橋CLUB QUATTRO(クラブクアトロ)で開催された初の独演会
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レイラと名のる女によって、ひとつのバンドが変わろうとしている。「ロックとは何ぞや」。その答えがここにある?!
いやぁ、腹を抱えて笑った。人間の弱さ、愚かさが愛おしい。特に遊方さんがギターを抱えて歌う場面は歌詞が可笑しくて、もう最高!
ゴキゲン落語会はこれが30回目。過去は毎回ゲストがあったが、リニューアルされ遊方さん"ワン・アンド・オンリー"に。それでも時間が押して、撤収しなければならない21時30分を過ぎるくらい盛り沢山の内容だった。遊方さん一人で十分愉しい。是非このまま突っ走って下さい!
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