笑福亭たま・旭堂南湖二人会/三遊亭円朝に挑む!!
動楽亭で三日連続、(噺家)笑福亭たまさんと(講談師)旭堂南湖さんの二人会。
- (一日目)さろめ/犬の目
- (二日目)南青/忠僕元助(「赤穂義士外伝」より)
- (三日目)呂竹/初天神
- 南湖/藪井玄意 京の巻(一日目)三十石の巻(二日目)大阪の巻(三日目)
- たま/厩火事(一日目)遊山船(二日目)代書屋(三日目)
- 南湖/鶴殺疾刃包丁(つるころしねたばのほうちょう)一、二、三
- たま/新景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)豊志賀の顔(一日目)エクソシスト(二日目)0106 あるいは 隗(くわい)(三日目)
動のたまに対し、静の南湖。その対比が心地よい。
「鶴殺疾刃包丁」は明治20年、やまと新聞に連載された作品。どうやら圓朝は名義を貸しただけで、実際に演じたことはないらしい。詳細はこちら。
たまさんの新作は圓朝の「真景累ヶ淵」にinspired(霊感を受けた)もの。特に除霊師が登場する「エクソシスト」がすこぶる面白かった。
「遊山船」は喜六・清八のやり取り「入れへん」「入れたらや!!」という、しつこいまでの繰り返しが愉しい。
「代書屋」は落ち着き払った知識人=代書屋が、最後の最後にそれまで抑えてきた感情を爆発させるところが最大の見せ場。
酒井法子が失踪(逃亡)中に始まり、逮捕後に最終回を迎えた今回の二人会、やはりのりピーの話題で大いに盛り上がった。最近急速に痩せた南湖さん。たまさん曰く、「楽屋でのテンションが妙に高くて、やたらと水を飲むんです。きっと(覚醒剤を)やっていると思います」これには場内大爆笑。後で登場した南湖さん、勿論たまさんの発言を否定。尿酸値が高くなってきたので酒を断ち、何か賞を受賞できるまで飲まずに頑張ろうという願掛けの意味もあるのだと明かされた。
「鶴殺疾刃包丁」で南湖さんは「碧いうさぎ」を出囃子に登場。側室・お藤が、氏勝(河内の殿様)と一緒に仲良く覚醒剤を吸引する場面も。「藪井玄意」では藪井先生が表で泣いていた孤児を家に迎え入れると、「マンモスうれピー」「のりピーの子供かいな」
まことに充実した三日間だった。
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