« 飯森範親 登場!/大阪市音楽団 定期 | トップページ | 月なみ(^o^)九雀の日(6/10) »

2009年6月 8日 (月)

淀工サマーコンサート 2009

さつきホールもりぐち(守口市市民会館=モリカン)で大阪府立淀川工科高等学校(淀工)吹奏楽部のサマーコンサートを聴いた。

20090606182055_edited

いつもサマコンやグリコン(グリーンコンサート)で司会をされる田頭義隆先生の姿がないなと想ったら、丸谷明夫先生(丸ちゃん)が、「合気道の講習会の予定をうっかり入れてしまい、そちらに行くとのことです。そういう人なんです」と。会場は大爆笑。

今年は新型インフルエンザ騒動で淀工も1週間の休校を余儀なくされた。サマコンの開催さえ危ぶまれたが、無事計4回行われることとなった。「普段あたりまえと考えていたことが出来ることの喜びを、噛みしめています」と丸ちゃん

曲目は、

  • マーチ「青空と太陽」(2009年 吹奏楽コンクール課題曲)
  • 16世紀のシャンソンによる変奏曲(〃課題曲)
  • ネストリアン・モニュメント(〃課題曲)
  • コミカル★パレード(〃課題曲)
  • バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲(ラヴェル)
  • ディスコ・キッド(1977年 吹奏楽コンクール課題曲)
  • 「おたのしみコーナー」(曲当てクイズ)
  • マイ ウェイ(岩井直溥 編)
  • 祝典序曲(ショスタコーヴィチ)
  • カーペンターズ・フォーエバー(真島俊夫 編)
  • ザ・ヒットパレード(丸谷明夫 構成)

アンコールは、

  • 「ジャパニーズ・グラフィティIV」より、お嫁においで~サライ
  • 星条旗よ永遠なれ
  • ウェリントン将軍

淀工は普段、雪組(一年生)、花組(マーチング)、星組(コンクール・メンバー)に分かれて活動している。随時オーディション(審査するのは生徒たち)があり、メンバーの入れ替えが行われる。

プログラム第一部は星組。第二部(ディスコキッドお楽しみコーナーマイ ウェイ)」はOBの演奏。そして第三部は二、三年生全員がステージに上がった。

青空と太陽」は丸ちゃんが指揮し、「16世紀のシャンソン」は「品が良すぎて淀工のカラーに似合わない」(丸ちゃん談)と東海大付属仰星高等学校・藤本佳宏先生、「ネストリアン・モニュメント」は「これも余り我々の性に合ってない」と大阪府立北野高等学校吹奏楽部の3年生女子生徒がタクトを振った(丸ちゃんが1週間前に電話し、予め依頼していたとここと)。「コミカル★パレード」は会場から指揮者を募り、京都市立伏見中学校・葛城武周先生が手を挙げられた(→伏見中吹奏楽部の活動日記にそのときの様子が綴られている)。丸ちゃんからの注文。「うちの生徒はちょっと速いのが好きで、遅いと集中力がなくなりますので、そこのところよろしくお願いします」

OBの演奏は、さすが奏者ひとりひとりの技術的上手さが光った。そして全員の結束力、先生との《絆》の強さをひしひしと感じた。「ディスコキッド」はテレビ朝日「題名のない音楽会」の人気投票で堂々第1位に輝いた曲。速めのテンポでビシッと引き締まった丸ちゃん/OBバンドの演奏は、はっきり言って佐渡 裕/シエナ・ウインド・オーケストラよりも充実した響きがした。「ディスコキッド」は正直余り好きではない(古臭い!)が、今回は2割り増し良い曲に聴こえた。

ダフニスとクロエ」は2007年のサマコンで聴いた時より、仕上がりが遅いなぁという印象を受けた。やはり休校中の1週間、練習が全く出来なかったことが多大な影響を及ぼしているのではないだろうか?「夜明け」冒頭のアルベジオ(分散和音)は滑らかに繋がらず、「全員の踊り」では指揮をする出向井誉之先生も十分テンポを上げられなかったようだ。ちなみに2007年は4月22日(日)に神戸文化大ホールで「ダフニス」を演奏しているが、今年は恐らくこのサマコンが初披露だったのでは?でもそこは天下の淀工、コンクール本番までにはきっちり仕上げてくるだろう。

祝典序曲」はOBがバンダ(金管別働隊)を組み、客席後方にずらりと並んで壮観だった。このサラウンド音響は何度聴いても痺れる。正にライヴの醍醐味であろう。

「ザ・ヒットパレード」は、パラダイス銀河〜ホップ・ステップ・ジャンプ〜幸せなら手をたたこう〜ARASHI(ビューティフル・デイズ、One Love、Happiness、サクラ咲ケ)〜三三七拍子〜六甲おろし〜明日があるさ〜We Are The World という構成。新一年生の踊りもあり、学芸会的愉しさ満載だった。

なお、次回の淀工「グリーンコンサート」は2010年1月16日(土)17日(日)に計4回、ザ・シンフォニーホールで開催されるそうだ。昨年までグリコンはフェスティバルホールで4回公演されていた。フェスの座席数は2700、一方、ザ・シンフォニーホールのキャパは1704席しかない。つまり×4すると、例年よりグリコンを聴ける人は約4000人も少ない計算になる。う~ん……。

 関連記事: 

|
|

« 飯森範親 登場!/大阪市音楽団 定期 | トップページ | 月なみ(^o^)九雀の日(6/10) »

吹奏楽」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです。
ダフニスはリハの時に丸谷先生が[ごちゃごちゃして気持ち悪い]と言い、ほんの少しテンポを下げてはりました。

祝典も一回テンポを下げたり、早めたり、ペットを上にあげたり、下げたり、打楽器を動かしたり

それを延々と繰り返し
一回一回配置が変わるごとに音を聞いて
一番良い配置になるようにしてはりました!!

その他、祝典をマークタイムをして全ての音符を八分音符で吹く、などの練習をしてはりました!!

ご来場いただき
ありがとうございました!!!

演奏には関われませんでしたが、踊りで一生懸命頑張りました(^-^)/
楽しめていただけて、なによりです!!

投稿: ruki | 2009年6月 8日 (月) 14時00分

こんにちは!
はじめまして
たまに日記を拝見させて
もらっています、
滋賀県の高校の
吹奏楽部でHORNを
吹いています

日記の内容がとても
興味深いものばかりで
読んでいてとても
面白いです
何か楽器をされて
いるのですか?

投稿: とみー | 2009年6月 8日 (月) 14時10分

rukiくん、お久し振り。そして遅ればせながら淀工入学おめでとう!

丸谷先生の指導ぶりを色々教えてくれて、ありがとうございます。一年生男子による「ホップ・ステップ・ジャンプ」は迫力があり、若さが弾けていました。

これから色々と部内オーディションに挑戦する日々が続くでしょうが、朝練頑張って下さい!

それから先日の「題名のない音楽会」、佐渡さんの「アルヴァマー序曲」はテンポが遅くてがっかりでしたね。丸谷先生の「この曲に名演は少ない」というお話にうんうんと頷いてしまいました。だったら是非、丸谷先生の指揮で「アルヴァマー」を聴いてみたいというのが僕の夢です(NOWとか、淀工OBバンドとかで)。

投稿: 雅哉 | 2009年6月 8日 (月) 18時54分

とみーさん、コメントありがとうございます。

僕も中学1年生の時にホルンを吹いていたんですよ!「バラ肉(バラの謝肉祭)」とか、「吹奏楽のための民話」などを吹きました。

でも、体格が良いからと2年生の時チューバに廻されてしまいました。あれは本当に嫌だった。だから高校入学と共に木管に華麗なる(?)転身を遂げたのです(それはまた、別の話)。

投稿: 雅哉 | 2009年6月 8日 (月) 19時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/212850/45265793

この記事へのトラックバック一覧です: 淀工サマーコンサート 2009:

« 飯森範親 登場!/大阪市音楽団 定期 | トップページ | 月なみ(^o^)九雀の日(6/10) »