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とりそめ(林家染二25周年)さあ、カイシ(かい枝)で〜す!

3/28(土)仕事を終えて、まず難波のトリイホールへ。

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第2回繁昌亭大賞を受賞された林家染二さん、入門25周年の出発となる落語会。18時30分開演。

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  • 林家   染吉/時うどん
  • 林家   染二/素人浄瑠璃
  • 林家卯三郎/くっしゃみ講釈
  • 林家   染二/愛宕山
  • 桂     米左/天狗裁き
  • 林家   染二/子別れ(初演)

素人浄瑠璃」は当初プログラムにはなく染二さんは二席の予定だったが、新幹線グリーン車オーディオチャンネルのための音源録音として急遽付け加えられた。なんだか、とても得した気分。

愛宕山」で一瞬、ネタが抜けるというハプニングがあった。数十秒後直に高座は滞ることなく続いたが、染二さんのようなベテランにもこんなことがあるんだなぁと驚いた。これもライヴならではの醍醐味だろう。

子別れ」はこれが初演とはとても信じられないくらい、練り上げられた芸を披露された。まるでひとり芝居を観ているかのような迫真の演技。染二さんの上手さは《間の取りかた》にあるのだなということに、今回初めて気がついた次第。

米左さんは端正な芸で(ある意味"cool")、同期の染二さんとはまた違った持ち味で観客を魅了した。

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「とりそめ」が跳ねて、地下鉄で移動し南森町へ。お次は天満天神繁昌亭で桂かい枝さんのレイトショー「さあ、カイシで〜す」。21時45分開演。何とこの時間帯で8割強の入り!大人気である。

  • 桂   かい枝/秘伝書
  • 笑福亭銀瓶/七段目
  • 桂   かい枝/星野屋

生の三味線が入り、太鼓などの鳴り物はかい枝さんと銀瓶さんが交代で担当した。「深夜やし、今の若い人はお金を払わないと手伝ってくれないんやから、ちゃんと雇っとけと怒ったんですわ」と銀瓶さん。「ゲストなのにチラシの挿み込みとか働かされて、むかついたから私はハメモノの沢山入る七段目を選びました。かい枝は『兄さん、ようやりません』言いましたけれど、『お前の感覚でやれ』と返しました。私の落語はどうでもええから、そっちに注目して下さい」このかい枝さんによる微妙にズレた鳴り物が最高に可笑しくて、会場も大いに盛り上がった(→かい枝さんのブログへ)。下座ではかい枝さんが太鼓を打たないといけないのをすっかり忘れていて、それに気が付いた三味線の勝正子さんが咄嗟にバチで叩くという場面もあったそうだ。

かい枝さんは開口一番、「今日から高速道路が1,000円で何処まででも行けるようになりました。そんな日に1,500円の落語会に来て下さってありがとうございます」「最近おめでたいことが続きますねぇ。まずWBCで日本が世界一になって、今日は相撲で白鳳が優勝しました。私、あの力士が大好きなんです。それから三つ目が、紀香の離婚!」これは観客に大ウケ。「胸のつかえが、す〜っと下りました」ちなみにかい枝さんは陣内智則と同じ、吉本興業の所属である。

星野屋」のマクラでは落語で女性を表現するにはクロス(交差)の所作が有効だということを話され、本編に入るとその女性の仕草をくどい位濃厚に演じられ、大爆笑のうちに夜は更けていった。

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