文太の会 in 虎武士亭 (2/8)
居酒屋「虎武士(こぶし)」西田辺店で小の月(二、四、六、九、士 月)に開催されている、桂文太さんの落語会に往った。
- 林家市楼/青空散髪
- 桂 文太/高倉狐
- 桂 三歩/私がパパよ!(三枝 作)
- 桂 文太/らくだ
「青空散髪」は市楼さんの祖父、(三代目)林家染語楼の創作。お世辞にも噺の出来が良いとは言えず、詰まらなかった。会場が受けなかったため市楼さんもへこまれていたようで、虎武士亭初登場となった三歩さんが後の飲み会の席で「市楼君の高座を横で聞いていて、この会は笑わせなくて良いのかと安心しました」と仰り、こちらは大爆笑となった。
三歩さんは、さすがベテランの味。文太さんは飄々とした語り口で聴衆を魅了した。正に名人芸である。なお、「らくだ」は登場人物ふたりが漬物樽を棺桶代わりにして、らくだを長屋から運び出す後半部分は省かれたバージョンであった。
落語の後は演者を囲んでの宴会となった。落語代1,300円+飲食代(飲み放題)1,800円で〆て3,100円。14時開演で18時にお開きとなった。大変愉しい午後のひと時であった。
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