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2009年1月 6日 (火)

ラスベガス便り 完結編 《O》、《ブルーマン》など

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上の写真は僕の宿泊していたパラッツォのロビーである。

そして滝のある広場。

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中央に立っている彫像のようなものは実は生きている人間で、動いたり指から水を出すパフォーマンスをしている。

さて、ラスベガスのショーの大半は"TKCKETS 2 NITE" や"TIX 4 TONIGHT"といった格安チケット店で購入することが出来る。ブロードウェイ、タイムズスクエアのど真ん中にある半額チケットブース"TKTS"と似たようなものと考えて頂ければいいだろう。人気マジシャン、ランス・バートンのショーはさすがにここで取り扱っていなかったが、Blue Man Groupは40% offで買えたし、シルク・ドゥ・ソレイユの"KA"も15% offくらいで購入出来た。

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ラスベガス4日目は「ブルーマン」と「ランス・バートン/マスター・マジシャン」を観た。

マジックは伝統的正統派のスタイル。こういったショーは近くで手元をしっかり見てこそ驚きがあるのであって、あまり大劇場には向いていないなと今回つくづく感じた。

続く5日目はウィン・ラスベガスにあるザ・バフェでランチ。

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40ドルでシャンパン飲み放題、食べ放題。高級ホテルだけに中々美味しい。以前ニューヨークに滞在した時は食事の不味さに閉口したものだが、ラスベガスでは全くそんな不満はなかった。ただし、ステーキに関する限りはブルックリンのピータールーガー( Peter Luger Steak House )が世界一だと想う。

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夜はトレジャー・アイランド( T I )前で20分の無料ショー。海の女神と海賊の戦い。

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このアトラクションの最後には海賊船が火を噴き、沈没していくという派手な見せ場がある。

さらに移動してベラッジオで上演中のシルク・ドゥ・ソレイユ"O"(オー)へ。開演は夜7時半の回と、なんと夜10時半からのもある。

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会場にはパフォーマー達をモデルにした彫刻が多数置かれていて、アートな雰囲気に満ちていた。

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"O"は舞台に設置された巨大プールで展開されるアクロバティック・ショー。その水深は自在に変化する。ベラッジオといえば噴水ショーが有名なだけに、イメージもピッタリである。

冒頭から道化師ふたりが登場したり、空中ブランコ乗りの女の子との恋があったりと、シルク・ドゥ・ソレイユの演目の中でもサーカス的雰囲気が色濃い。高飛び込み、シンクロナイズド・スイミングもあれば、エスター・ウィリアムズ主演のMGMミュージカル(「水着の女王」「百萬弗の人魚」など)を彷彿とさせる水中レビューの要素もあって飽きさせない。

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とにかく"O"は全てが洗練された、一級の芸術品であった。また、音楽が生演奏だったのにも吃驚した。

ショーが終わると深夜0時をまわっていた。こうしてエンターテイメント三昧だった僕のラスベガス旅行記も幕を閉じる。

読者の皆さん、今年もよろしく。

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コメント

ラスベガス本当に楽しませていただきました。ありがとうございました。また厚かましくも質問など、失礼しました。ラスベガスは時々テレビで観たりするものの、今回のレポートの方が身についた情報で、本当にラスベガスに滞在しているような気になりました。どうぞお気をつけてお帰り下さい。

ところで雅哉さんは、こういったエンターテイメント系がお仕事なのですか?その博学たるや、とても一般の人間には思えないのですが。何も知らずに失礼な事を伺っているのかも知れません。お許しを。

投稿: 鯉太郎 | 2009年1月 7日 (水) 05時43分

鯉太郎さん、こちらこそ嬉しいコメントをありがとうございます。

さて、僕の職業ですが、これについては謎のままの方が面白いように想います。仕事をしているのは確かです。

投稿: 雅哉 | 2009年1月 7日 (水) 06時48分

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