繁昌亭昼席/女流落語家週間
繁昌亭昼席を聴いた。

- 露の 団姫/道灌(どうかん)
- 笑福亭たま/動物園(+ショート落語)
- 桂 三扇/鯛(三枝 作)
- 笑福亭笑子/腹話術
- 桂 よね吉/御公家女房(古典「延陽伯」→小佐田定雄 改作)
- 桂 あやめ/義理ギリコミュニケーション(あやめ 作)
- 内海 英華/女道楽
- 笑福亭生喬/加賀の千代
- 笑福亭瓶吾/親子酒
- 露の 都/子別れ(子は鎹)

「今週は女流とイケメンが集結しています!」と開口一番の団姫(まるこ)さん。出演者10人中6人が女性という布陣である。
大阪で活躍する噺家は現在200人を超えるが、あやめさんによると女性がこの度、漸く10人に達したそうだ。NHK「ちりとてちん」が放送されていた頃は5人位だった筈なので、短期間で随分増えたものだ。
あやめさんの創作落語は流石女性にしか書けないもの。4月にも同じ噺を聴いたが、さらに完成度が高まっていた。
笑子さんはシンガポールで鶴笑落語に出会い入門。師匠がロンドンへ移住すると一緒について行き、今度は鶴笑さんが日本に帰国するとなるとオーストラリア人の旦那と2歳の息子を連れて上方に乗り込んできたという活力に溢れた人である。外国で鍛えられた腹話術の腕は確かなものであった。しかし、未だ大阪人の心を掴みきれていないというか、話芸に迷いが感じられた。
よね吉さんは先日聴いた吉朝一門会の「蛸芝居」が圧巻だったが、今回の「御公家女房」もその巧さが際だっていた。華があるし、所作に艶があるので女形を演じさせても天下一品。今一押しの若手噺家である。
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