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桂吉弥&柳家三三 ふたり会《その弐》

枝雀一門のうち四人の上方落語協会復帰が報道された翌日、三枝さんが仰るところの《革命の記念碑》=繁昌亭へ足を向けた。

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第三回繁昌亭大賞、および08年度芸術祭賞《大衆芸能部門》新人賞を受賞された桂吉弥さんと、東京からのゲスト・柳家三三さんの落語会を聴くためである。

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このふたり会は、僕にとって二回目となる。

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演目は以下の通り。

  • 桂 さん都/動物園
  • 桂  吉弥/時うどん
  • 柳家三三/夢金
  • 柳家三三/加賀の千代
  • 桂  吉弥/悋気の独楽

吉弥さんの会が他の落語会と異なるのは、客席に占める若い女性率が圧倒的に高いこと。「悋気ってどう読むのかしら?脚気(かっけ)かなと思って辞書を調べたら違ってたし……」という会話も聞こえてきた(正解は「りんき」)。

吉弥さん最初の噺(こちらの演目は《お楽しみ》となっており、未発表)はいきなりうどん屋と客の会話から始まったので、「もしかして《かぜうどん》の途中から入ったのかな?」と考えていると、次第に《時うどん》だと分かってきた。これはいわゆる前座ネタだが、エッセンスだけ残し換骨奪胎した噺に変貌を遂げており吃驚した。大きな賞をもらって、さらにNext Stageに突き進もうとする吉弥さんの意気込みがひしひしと感じられた。

三三さんは軽やかな語り口と、高座に登場する際の雲の上を歩くような出方に特徴があるのだが、舞台袖で出番を待っている時に、まるでボクサーのように小刻みなジャンプを繰り返しながらウォーミング・アップされている様子が客席から垣間見れた。成る程、舞台に上がった瞬間からその芸は始まっているのだなと感心した次第である。

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