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第一回 やまあい寄席 

新しく出来た大阪府・和泉市南部リージョンセンターの多目的ホールで11月9日(日)、第一回目の落語会を聴く。

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野菜など和泉市の特産品も販売されていた。

ここは公共交通機関を利用すると、泉北高速鉄道・和泉中央駅からバスに乗り換え30分、さらに徒歩10分という大変不便な場所にある。上方落語界のホープ・桂吉坊さんも、果たして人が集まるのか心配されていたそうだ。

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しかし蓋を開けてみると用意されていた椅子は開演までに一杯となり、追加席が設けられるくらいの大盛況となった。

  • 桂  吉坊/つる
  • 桂左ん吉/手水廻し
  • 桂  吉坊/ふぐ鍋

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初回ということもあってか、吉坊さんはマクラで高座の最中に携帯電話がなった時のエピソードを話され、また見台(けんだい)や小拍子など小道具の紹介もあった。膝隠しは高座が小さいために置くゆとりがないとのこと。

鳴り物(お囃子)は生演奏ではなく、予め録音されたものが使用された。

「つる」は開口一番(前座)がよくする軽いネタだが、吉坊さんのような端正な芸風(まだ27歳!)では、また違った味わい・面白さがあり中々良かった。ただ、「ふぐ鍋」はネタそのものが弱いかな?という気がした。

この「やまあい寄席」は今後、二ヶ月に一回のペースで開催される予定だそうだ。 お代は1,000円ぽっきり。聴衆はみな満足げな笑顔で帰っていった。

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古典芸能に遊ぶ」カテゴリの記事

コメント

やまあい寄席、来ていただけたんですか。
ネタにされるぐらい辺鄙な場所までわざわざ
ありがとうございます(と地域住民としては
申しておきます)。

私も舞台やミュージカルが好きですし、大林
監督の映画も好きです。「その日のまえに」は
ぜひとも見たかったんですが、梅田でしか
やってないなんて・・・あんな僻地から梅田は
そうそういけませんでした(涙)。

「マンマミーア」の映画版が待ち遠しいの
ですが、英米ではサマームービーだったのに
日本での公開遅すぎ。しびれをきらして、
イギリスのアマゾンからDVD取り寄せて
見ました。

投稿: ぽんぽこやま | 2008年12月 1日 (月) 01時25分

コメントありがとうございます。

失礼ですが、ぽんぽこやまさんは女性ですか?といいいますのが、大林作品は《男の一人称映画》であり、僕みたいな熱狂的男性ファンはいますが、女性ファンというのは極めて希少価値なのですね。

やまあい寄席、とてもいい雰囲気で愉しめました。第一回目に登場した吉坊さんが先日、繁昌亭輝き賞を受賞されてとても嬉しかったです。

「マンマ・ミーア!」については新しい記事を書きました。また映画をご覧になられた感想など書いて頂ければ幸です。

投稿: 雅哉 | 2008年12月 1日 (月) 13時57分

男です、すんません。

大林映画は「時をかける少女」ではまりました。尾道三部作が好きでしたね。

「マンマ・ミーア」、楽しい映画でしたが、やっぱり生の舞台のライブ感覚がよかったなと。
ロンドンで始まって一年ぐらいしたときに現地で見たんですが、あの頃が一番面白かったかなと。アバの音楽にはまって、英語で歌えるぐらい聞きこんだので。

投稿: ぽんぽこやま | 2008年12月 1日 (月) 21時00分

ぽんぽこやまさん、再びコメントありがとうございます。

長年生きてきて僕は一度も女性の《大林映画ファン》に出会ったことがありません。結局、大林作品に描かれているのは男の目から見た女性の理想像であり、それは所詮女性の立場から見れば幻影、絵空事でしかないのでしょう。

そして、それは大林監督が愛する福永武彦の小説「草の花」のテーマに通じるものがあります。

投稿: 雅哉 | 2008年12月 1日 (月) 23時27分

あけましておめでとうございます。

やまあい寄席、近々二回目があります。二回目も行くつもりでおります。

そこで思い出したことがありましたので、再度書き込みさせていただきます。
あのホールのすぐ横に小さな図書館がありました。和泉市立図書館の出張所というようなところなので、置いてある図書は少ないですが、取り寄せできるので重宝しています。

置かれている数少ないDVDの中に、「天国にいちばん近い島」がありました。懐かしくなってついつい借りてしまいました。

公開当時は、好きな大林作品の中にあって、エンディングがあまりにも大甘で、愕然とした記憶があります。映画雑誌の評価でも同じようなことが書いてありました。でも、今見たらなかなかいい映画に思えました。齢を重ねて、自分が甘口になったのか、それとも、ああいう年代のああいう経験を懐かしく思えるようになったのか、よくわかりません。

森村桂の原作をそのまま映画には出来ないので、どういう話にするんだろうと、出来る前から不安はありましたが。

大学時代にニュージーランドに短期のホームステイに行った時、私はニュージーランド航空で成田からフィジー経由でニュージーランドに行ったのですが、数日遅れの別の日程で現地に到着した人たちが、当時のUTAフランス航空でニューカレドニア経由でついたそうです。その飛行機は、「天国に~」のロケチームと同じ便だったそうですが、角川事務所の原田知世のガードの堅さにはげんなりしたと言ってました。機内の通路ですら、近くを通してくれないほど。遠くから写真を撮ることすら許してくれなかったらしいです。

とはいうものの、そういうこともあったので、いろいろと個人的に懐かしい映画ではあります。

投稿: ぽんぽこやま | 2009年1月 3日 (土) 14時29分

ぽんぽこやまさん、コメントありがとうございます。

「天国にいちばん近い島」は決して傑作ではありませんが、なにか心に温かいものが残る素敵な作品ですよね。僕は結局、あの映画で見たニューカレドニアの風景が忘れられなくて後にロケ地、ウベア島で何日か過ごしました。ホテルに宿泊していたのが全員、日本人だったのも印象的でした。むしろ西洋人にはイル・デ・パンの方が人気みたいですね。

森村桂さんは長年、精神を病んでおられたそうで2004年に自殺されました。しかし、彼女が軽井沢に開いた手作りケーキとジャムの店「アリスの丘」は現在も営業を続けているようです。

投稿: 雅哉 | 2009年1月 4日 (日) 03時08分

そうですね、森村さんが亡くなった時のことを覚えています。

映画公開前後に、原作にまつわるいろんなトラブルめいたことをまとめて本にされていました。実際にはいろいろあったんでしょうね。

ニューカレドニアの美しい映像は、確かにあの映画の見どころのひとつです。

投稿: ぽんぽこやま | 2009年1月 4日 (日) 11時08分

そういえばつい先日、大阪市営地下鉄御堂筋線梅田駅の構内広告にイル・デ・パンの写真を載せたポスターが張ってあって、ニューカレドニア観光局によるキャッチコピーが秀逸だったので大笑いしてしまいました。

「元カレよりニューカレ」

投稿: 雅哉 | 2009年1月 6日 (火) 22時42分

ニューカレドニアは森村桂さんにずいぶんタダで宣伝してもらったので「天国にいちばん近い島」をキャッチコピーにしてましたが・・・。

「元カレよりニューカレ」ですか(爆)。座布団一枚あげたいくらいです。

さて、1月11日、第2回やまあい寄席がありました。今回は桂佐ん吉さんと桂吉の丞さんがこられました。

第1回と同じぐらいの人数が集まりました。
桂吉坊さんのブログの「なにしろ遠い!前の信号は工事中。周りには家はない」・・・さすがにこの2ヶ月で前の信号は完成しました。
8割がたの客はリピーターでしたが、ごく少数、たまたま道の駅に寄ったらやっていたので覗いてみたという客もいました。

小さな落語会とはいえ、ああいう山の中の小さな集落で開いてくれる落語会、非常にありがたいものです。終了後、隣に来られていたお二人の熟年の方と話しましたが、そのお二人も前回来られたとのこと、非常に満足げに帰っていかれました。

投稿: ぽんぽこやま | 2009年1月17日 (土) 10時13分

ぽんぽこやまさん、第2回やまあい寄席の様子についてお書き下さりありがとうございました。

また吉坊さんか、よね吉さん、あるいは吉弥さんが登場するようなことでもあれば、是非往きたいと想います。

よね吉さんと吉坊さんはそれぞれ「東西若手落語家コンペティション2008」の第2回と第5回で優勝し、そのグランドチャンピオンをかけ、来たる2/22に東京・紀尾井ホールで対決するそうです。

吉弥さんは繁昌亭大賞を受賞されたし、吉朝一門は正に飛ぶ鳥を落とす勢いですね。

投稿: 雅哉 | 2009年1月17日 (土) 21時06分

吉坊さん、昨夜深夜のNHK大阪「上方演芸ホール」にご出演でしたね。

テレビで見てあらためて、今後が楽しみな噺家さんだと思いました。

「ちりとてちん」に影響を受けたにわか落語ファンですが、落語がどんどん楽しくなってきました(雅哉さんとは逆パターンですね)。

投稿: ぽんぽこやま | 2009年3月 9日 (月) 20時17分

ぽんぽこやまさん、コメントありがとうございます。

僕も「上方演芸ホール」観ました。相変わらず吉坊さん、上手いなぁ。そして能や狂言をやっているだけあって、着物の趣味が良いですね。まだ27歳なのに!

吉弥、よね吉、吉坊……本当に吉朝一門は若手のホープが揃っています。

投稿: 雅哉 | 2009年3月 9日 (月) 23時43分

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