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天満天神繁昌亭・二周年特別興行

9月15日、戦後初となる上方落語専門の定席・繁昌亭が二周年を迎えた。上方落語協会・副会長の笑福亭鶴瓶さんらが参加し、昼間には鏡開きも行われたようである。

では会長の桂 三枝さんはというと、丁度その頃ニューヨークへ向かわれているところで、キャンピングカーで半年間アメリカを横断しながら英語落語を披露してきた桂かい枝さんと合流し、NY繁昌亭に出演された。→三枝さんのブログ

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さて、僕が聴いた夜席の番組は以下の通り。

  • 桂     つく枝/十徳
  • 笑福亭銀瓶/宿題( 三枝 作)
  • 笑福亭三喬/墓供養
  • 桂       米八/曲独楽
  • 桂   福團治/薮入り
  • 桂    きん枝/狸の賽
  • 笑福亭鶴笑/鶴笑ワールド
  • 笑福亭鶴瓶/青木先生

福團治さんは5月に繁昌亭夜席で聴いたものとネタが重なり、マクラも一語一句同じだった。福團治さんくらいのベテランになればもっと聴衆を飽きさせない工夫が欲しいところ。しかも「薮入り」は関西では受けない、しょーもない人情噺。退屈なこと極まりなかった。

きん枝さんは後に控える鶴瓶さんにたっぷり時間をとってもらいたいと、軽く一席。通常は前座の演るこういったネタをベテランが演ると、これはまた違った味わいがあってなかなか良かった。

第2回繁昌亭爆笑賞を受賞された鶴笑さんは、相変わらず最高に可笑しかった。今回披露してくれたのは「紙切り」。これが至芸で、最前列に坐った男性の似顔絵を最後に切られたのだけれど、とても似ていて感心した。

トリの鶴瓶さんは、兄弟弟子・鶴笑さんの若き日の苦労話で笑わせ、私落語の「青木先生」に。これがまた抱腹絶倒で、自身の高校時代を舞台に男子生徒と青木先生の攻防をめぐる噺。どうしようもない悪ガキたちなのだけれど、最後に先生に対する親愛の情がほんわか滲み出してくるところがお見事。鶴瓶ワールドを堪能した。

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