田辺寄席と「ちりとてちん」署名運動
9月21日(日)、田辺寄席にぶらりと立ち寄った。大阪市阿倍野区で34年も続いている地域寄席で、現在は月4回公演となり活発な活動を続けている。
- 露の団姫/商売根問
- 桂文太/桑名船煙管遣取り(きせるのやりとり)
- 桂春若/鴻池の犬
- 桂福車/レプリカ(神崎京一 作)
- 旭堂南左衛門/幸助餅(講談)
今回も名人・文太さんをはじめとして大変聴き応えがあり、満足した。
ところで田辺寄席でNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」続編製作を求める署名用紙が配られていた。
ネット上でも署名出来るようである→この運動を展開している「ちりとて落語の会」HPへ
僕は無駄に難波の一等地にあるワッハ上方の移転も、府民に貢献していない大阪センチュリー交響楽団の解散にも賛成なので、それらの存続を求める署名は拒否した。しかし「ちりとてちん」の続編は是非観たいから、こちらの方は喜び勇んで書いておいた。今後面白い展開になっていきそうだ。
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コメント
「ちりとてちん」、続編ですか。見たいような見たくないような。
無理に続編を作っても、あれだけの傑作はなかなか難しいと思うので。
物語としては完結してるので、「まいご3兄弟」のようなスピンオフがもっと作られるといいなとは思います。
投稿: ぽんぽこやま | 2009年10月 9日 (金) 09時43分
ぽんぽこやまさん、僕が「ちりとてちん」続編を望むのは、お茶の間の主婦層に媚びを売ったようなラストシーンに納得がいかないからです。「喜代美よ、子供が生まれたからといって、あれほど一生懸命頑張った噺家稼業を本当に捨ててもいいのか??」このラストに関してはネット上でも賛否両論で、喧々囂々の大激論が交わされました。
つまり僕は高座に復帰する喜代美の姿をもう一度見たいのです。
投稿: 雅哉 | 2009年10月10日 (土) 07時34分