再び大阪城音楽堂「たそがれコンサート 2008」へ!
先週に引き続き、「たそがれコンサート」に足を運んだ。
まずは大阪市文の里・高津・春日出中学校吹奏楽部 合同演奏。1年生の合唱あり、「YOSAKOI ソーラン節」では踊りありと、中学生らしく微笑ましかった。
続いて陸上自衛隊中部方面音楽隊の演奏。
ここの演奏で愉しみだったのがミュージカル「キャッツ」と「オペラ座の怪人」セレクション。(ウィンド・バンドのための)交響曲第1番「指輪物語」などで有名なヨハン・デ=メイによる編曲だからである。デ=メイは昨年来日し、大阪市音楽団を指揮して自作の交響曲第3番「プラネット・アース」を本邦初演した。それを聴いた時の僕の感想はこちらに書いた。
「キャッツ」からはジェリクル・ボール、デュトロノミー(長老猫)、ジェニエニドッツ (おばさん猫)、メモリーのメドレー。
「オペラ座の怪人」からは Angel of Music 、Masquerade、Think of Me 、All I Ask of You 、 The Phantom of The Opera 、Wishing You Were Somehow Here Again 、The Music of The Night のメドレーとなっていた。
それぞれ内容が充実しており、とても重厚かつシンフォニックなアレンジで聴き応えがあった。
「オペラ座の怪人」の吹奏楽用編曲は数あれど、昨年のスプリングコンサートで明浄学院高等学校吹奏楽部Queenstarが演奏した建部知弘 編曲版と、このデ=メイ版は完成度の高さで双璧だと想った。ただし、デ=メイ版で少々不満なのは「マスカレード(仮面舞踏会)」が曲の前半だけで、合唱が入るサビの部分がカットされていることである。あそこが一番このミュージカルの中で華やかで、僕が好きな所なんだけどなぁ……。
こっちも読んでね!:
前略 関西吹奏楽連盟さま
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