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喜寿記念/桂春團治 落語会 その弐

さて、三代目 桂春團治さんの落語会、第三回に当たる三月二十九日(土)夜の公演について書こう。

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演目は以下の通り。

笑福亭風喬/花色木綿
立川談春/桑名船
笑福亭鶴光/太閤と曽呂利

~中入~

桂 南光/壷算
桂春團治/いかけや

談春さんの「桑名船」は、鮫に取り囲まれた乗り合い船の上で講釈師が色々な講談をごちゃ混ぜにして「総合講釈」する下りが、畳み込むような語り口でお見事。まくらでは立川談志 師匠に関する面白おかしい話もあった。

鶴光さんは、「オールナイトニッポン」など、ラジオのパーソナリティを長年勤められていただけに活舌の良さ、話術の巧みさが群を抜いていた。上方落語四天王のひとり、故・笑福亭松鶴の弟子である鶴光さんは、上方落語協会のみならず東京の落語芸術協会にも客員真打として加盟されており、通常は東京の寄席に出演されているそうだ。やはり松鶴の弟子である鶴瓶さん同様に、東京と上方の架け橋として活躍されているということなのだろう。

南光さんはムラのない安定感が聴いていて心地よい。南光さんの師匠である故・桂 枝雀は「爆笑王」の異名をとる天才だったが、南光さんはそれとはまた別の道を歩んで往かれようとしているように見受けられる。

春團治さんの「いかけや」は代わるがわる子どもになぶられる鋳掛屋(鍋、釜など鋳物の修理を行う職業)を描く、春団治三代に渡って語り継がれている噺。その子供ひとりひとりの表現が可愛らしく味がある。正に匠の芸であった。

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