和歌山の秋
誰が言い始めたのかは知らないが、「日本三美人の湯」と呼ばれている温泉がある。群馬県の川中温泉、和歌山県の龍神温泉、そして島根県の湯の川温泉のことである。また、僕が大好きな映画「秋津温泉」の舞台となった岡山県の奥津温泉や愛媛県の鈍川温泉なども「美人の湯」として知られている。今回は「日本三美人の湯」のひとつ、龍神温泉を訪ねた。
日本の温泉の多くは酸性泉だが、「日本三美人の湯」はアルカリ泉で入ると肌がツルツルになる。ただ、泉質のトロトロ・ヌルヌル度では龍神温泉よりも曽爾高原温泉 お亀の湯や、犬鳴山温泉 山乃湯の方が上回ると僕は想う。龍神温泉はもっとサラサラしていて、お上品な印象である。
以前往った時は公衆浴場である龍神温泉 元湯に入った。しかし、ここの露天風呂は循環湯で塩素臭く不快だったので今回はお隣の旅館、下御殿に伺った。外来入浴も可能だが入浴付き昼食プランを選んだ。
泉質もよく、洗い場や湯船が畳敷きという「お座敷風呂」というのが珍しくて面白かった。なかなか気持ちいい。
露天風呂からの眺めは最高!しかし、混浴なので女性には少々敷居が高いかも知れない。
食事も美味しく、鹿肉の刺身といった珍しい食材もあったし、特に子持ち鮎が食べられたのが嬉しかった。
高野龍神スカイラインの紅葉である。秋を満喫した一日だった。
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