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2007年8月30日 (木)

呪怨 パンデミック

評価:B

清水 崇 脚本・監督の「呪怨」シリーズはまず、オリジナル・ビデオ(Vシネマ)版が2作あり、劇場映画に進出してから日本版が2作、さらにハリウッド版と続き、本作で通算6本目である。

僕はVシネマ版からのファンだったので、日本版もハリウッド版も全て映画館で観ている。さすがに6作目ともなると全く怖くない(笑)。伽椰子と俊雄くんの観客を驚かせるスタイルも、一定のパターンがあるので馴れてしまうのである。

しかし、時制をパズルのピースのようにバラバラにしてシャッフルするいつもの手法が今回も効果的で、物語として面白かった。

遂に日本の館から飛び出して、アメリカ大陸に進出した伽椰子と俊雄くん。次作でどんな大暴れをしてくれるのか愉しみである。

余談だが、僕がシリーズ最恐だと想うのはVシネマ版。脚本の完成度が一番高くて最も面白いのは、のりぴーの出た「呪怨 2」劇場版である。

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