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2007年6月14日 (木)

なにわ《オーケストラル》ウインズ2007

なにわ《オーケストラル》ウインズ2007のCDがまもなく発売される。僕は5月4日ザ・シンフォニーホールで行われたコンサートを聴きに行ったので、遅ればせながらこの楽団についてご紹介したいと想う。

なにわ《オーケストラル》ウインズ(略称NOW)は2003年に産声を上げた。大阪フィルのクラリネット奏者、金井信之さんが音頭をとり、普段はオーケストラで演奏している関西在住の管楽器奏者を主体として、年一回大阪に集結しザ・シンフォニーホールで吹奏楽のコンサートを行うのだ。評判が評判を呼び、最近では東京のプレーヤーの参加も増えた。例えば天下のNHK交響楽団からは、初回がゼロだったのに、2007年は3人の参加があった。

またこの楽団を指揮するのがプロではなく学校の先生であるというのも大きな特徴である。淀工の丸谷明夫 先生(丸ちゃん)は毎回指揮と司会進行を担当されている。そして全国の中学高校の先生の中から選ばれたゲストコンダクターも登場する。今年は鹿児島県に初めての吹奏楽コンクール全国大会金賞をもたらした松陽高校吹奏楽部顧問の立石純也 先生が招聘された。

なにわ(NOW)の特徴は奏者ひとりひとりがべらぼうに上手い事は勿論だが、普段オーケストラの中にいる人達なので、ガンガン鳴らすのではなく音色が柔らかく滑らかなことがまず挙げられるだろう。響きが非常によく溶け合う。特に2003年のCDに収められた「大阪俗謡による幻想曲」は指揮の丸ちゃんお得意の曲なので空前絶後の超名演である。今年は発足5周年ということで初の東京公演も行われた。詳細については今更なので、下記ブログのレポートをご参照あれ。

ほのぼのメモ書き

テレビの底辺から愛をこめて

今回僕は全く別の切り口で、NOWとはどういう人達の集まりなのかということを探ってみたい。

「ブログの女王」眞鍋かをりの出現以降、最近は「日本国民一億総ブログ時代」に突入したと言っても過言ではない。NOWに参加している音楽家もご多分に漏れず、結構多くの人がブログを立ち上げているのを発見。なかなか興味深いことが書かれている。

広響めぐみのフルートダイアリー(←この写真には吃驚した)

東フィルオーボエ奏者「Chezかせっち」別荘

群響クラリネット奏者Chezのだっち

大阪センチュリー交響楽団コントラバス奏者内藤謙一さんのブログ

日本フィルのチューバ奏者次田心平さんのブログ

東響チューバ奏者いさおのブログ(←凄まじいスケジュール!)

ソプラノサックス奏者堀江祐介さんのブログ

ね?こうやって並べてみて、はじめて見えてくる風景というものがあるでしょう? かつては吹奏楽に青春をかけた少年・少女だった彼らがNOWに注ぐ熱い想い、音を奏でることへの率直な喜び。「こんな先生に教えてもらいたかった」という丸ちゃんに対する深い敬意。そしてNOWを裏で支える淀工の生徒たちの献身。こうやってプロに可愛がられて、裏方仕事の合間に演奏上のヒントを示唆してもらえるというのも淀工の強みなのかも知れない。

NOW2007…コンサートに行けなかった貴方も、是非CDで追体験してみて下さい。決して後悔はしないから。

関連記事:
たっぷり!なにわ《オーケストラル》ウィンズ2008

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コメント

トラックバックと記事の紹介ありがとうございました。こちらからトラックバックできなかったのでコメントで。
演奏者の方のブログってたくさんあるんですね。
びっくりしました!

投稿: ごいんきょ | 2007年6月14日 (木) 21時45分

ごいんきょ様、度々丁寧なコメントを頂きありがとうございます。なお、トラックバックは僕自身がブロックしているわけではないので悪しからずご了承下さい。ココログ自体の不具合と思われます(現に僕がごいんきょ様のブログにトラックバックする際も何度も失敗しました)。

投稿: 雅哉 | 2007年6月14日 (木) 23時16分

トラックバックの件、了解しました。ココログの不具合なのですね。こちらこそ申し訳ありませんでした。

投稿: ごいんきょ | 2007年6月20日 (水) 00時29分

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