君はいい人、中井貴一
今回のタイトルはブロードウェイ・ミュージカル「君はいい人、チャーリー・ブラウン」にあやかった。これは1999年のトニー賞で、クリスティン・チェナウェス(「ウィキッド」)とロジャー・バート(「プロデューサーズ」)が各々助演賞を受賞した作品で、日本ではチャーリー・ブラウン役が小堺一機さんで上演された。ルーシーを演じた土居裕子さんの歌が絶品だったのと、市村正親さんのスヌーピー(!?)がとっても可笑しかったのが印象に残っている。また再演が観たい。
閑話休題。さて、「コンフィダント・絆」に出演中の堀内敬子さんがブログをされていることが分かった。こちらからどうぞ。このブログを読んで興味深かったのは、堀内さんが中井貴一さんから何度も差し入れをもらっている事である。中井さんって、とってもまめで兄貴肌のいい人なんだなぁと感心した。他の共演者から差し入れがあった形跡がないところがまた可笑しい。特に東京公演中の4月14日の記事では銀座久兵衛のバラ寿司をもらっていて、とても羨ましかった。
久兵衛はザガットサーベイ東京版で寿司部門第一位になるような超有名店である。大阪にも支店があって帝国ホテル大阪に入っている。夜は庶民の手の届くような値段では食べられないが、ランチであればにぎり鮨が4200円(+サービス料)でいただける。一度だけ行ったことがあるが、味は絶品。久兵衛のバラ寿司かぁ、僕も一度食べてみたい。中井貴一、おぬしもやるな。太っ腹な男め。
食べ物の話しついでだが、堀内さんが大阪初日にキョードー大阪からもらった堂島ロールは僕も食べたことがある。頬っぺが落っこちる美味しさでお薦めだ。フェスティバルホール近くにある「モン シュシュ」というお店で売っている。一方、大阪でバームクーヘンなら梅田阪神デパートB1Fの「クラブハリエ」。どちらのお店も毎日長蛇の列だ。「モン シュシュ」は夕方以降が比較的空いているのでねらい目。但し、あんまり遅く行くと品切れで閉店してしまうので要注意。
そうそう、前回の記事で三谷幸喜さんが堀内さんのコメディエンヌとしての資質を見出したのが、川平慈英さんと共演したミュージカル「I LOVE YOU 愛の果ては?」なのではなかろうかという僕の推論を書いたのだが、それを裏付けるような発言を堀内さんがFMでされているのを発見した。こちらにその内容が掲載されている。川平さんが堀内さんと三谷さんをめぐり合わせたキューピットだったんだ。中井さんに負けず劣らずいい人だなぁ。
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